ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (スティーグ・ラーソン)【読書】

      2014/11/07

小説もとても面白かったです。

デビッド・フィンチャー監督の映画が面白かったので原作本も読みました。

スウェーデン発の世界的ベストセラーミステリ小説です。3部作の1つ目。あらすじが気になる方は、Wikipediaを参照下さい。

ミレニアム (小説) – Wikipedia

映画を先に観てしまっていると、小説の面白さが半減してしまう、なんてことがよくあります。逆もまた然り。

ですが本作に限っては、そんなことは全くありませんでした。どちらが先でも、もう一方の良さが損なわれることはないでしょう。

僕の場合は映画が先だったので、風景や人物などのイメージはしやすかったです。スウェーデンの街並とか言われてもピンとこないですからね。そういう意味では映画を見てたことでだいぶ読みやすくなっていたのかもしれません。

このイメージしやすかったこととも関係あるかもしれませんが、翻訳本に独特の読みにくさというのもほとんどなかったように思います。なので物語に集中することができました。

フィンチャー監督が何かのインタビューで「作るというより削る作業だった」みたいなことを言ってましたが、原作を読んでみて、なるほどなあと思いました。

僕みたいに映画を先に観た人は、違いを探しながら読むのも面白いかもしれませんね。

本をめくると最初に載っている家系図や地図は、最初に見た瞬間「うげっ」て思うのですが、実際読みはじめてみると大分助けられました笑。特に家系図。必須です。

軸となる「事件」の周辺に様々な事柄が絡んでいて、とても複雑なお話です。難しくてちょっとわかんないところもありましたが、そういう部分もわかんないなりに面白いです。何となくで楽しめます。

これは映画でも感じたことですが、話の筋以上にキャラクターがとても魅力的です。主人公のひとりであるリスベット (ドラゴン・タトゥーの女!) がとにかくカッコいいです。彼女ほど強くカッコよく描かれた女性キャラクターを僕は他に知りません。彼らの物語をもっと読みたいと思わせてくれます。

第1部は面白かったとはいえ、映画で観て「知ってる話」でした。この後第2部、第3部と続いていくのでとても楽しみです。

どちらも上下巻でかなり分厚いですが、一気に読んでしまいそう。寝不足注意です。

オマケ

映画館で観て鳥肌立ったオープニングの動画がyoutubeにあったのでシェアしておきます。予告編もだいぶイケてましたが、こちらもPVぽくてかなりカッコイイです。

 -小説

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