はじめてのGTD ストレスフリーの整理術【読書】GTDはじめました

      2014/02/14

にわかにタスク管理熱が高まっている @cota1Q82 です。

タスク管理といえばGTD。いろんなところで二言目には出てくるGTD。

GTDって単語はよく目にするけど結局何なんだろう、てのが気になったので、その原典を読んでみました。

GTDとは?

GTDとは本書の著者デビッド・アレン氏が提唱したタスク管理の概念・方法論で、本書の原題でもある「Getting Things Done」の略であります。

Getting Things Done – Wikipedia

詳しい説明はWikipediaや、それこそ本書を参照して頂くとして、僕が捉えたポイントとしてはこんな感じです。

  1. 頭の中で気になってることを全て吐き出す。書き出してみる。
  2. 書き出した1個1個について、方法や手順、ゴールなどをとことん考えて構造化する。
  3. 書き出したり考えたりなんかしたことを頭以外の、主にデジタルなツールで管理して、定期的に見直す

何だか簡単なような難しいような…。1つずつをもうちょっと詳しく見てみましょう

「全て」てのがちょー大事

タスク管理をしよう、て思ったとき、そのとき大事なことだったり、または仕事のことだったりだけをToDoリストとして書き出す、なんてことをしてる人は結構いると思います。

でもそれでは全く意味がない、てのが本書の主張です。とにかく最初から最後までしつこいくらい言い続けています。全て吐き出せ、と。

ひとつでも気になることが頭に残っていると、そのことが気になって、せっかくのシステムがダメになってしまうからです。

とにかく思いつくままに書き出します。一気に全部、てのはなかなか難しいので、思いついたときにもその都度書き出します。

すぐ取りかかる前に、やり方を考える

書き出した内容を見て、その1つ1つについて、どういう結果を自分が求めているのか、それを実現するにはどういう手順で進めていけばいいか、などを考えます。

「そんなことを考えてる暇があったら、さっさと仕事にとりかかって1つでも多く片づけてしまえばいいじゃないか」、て考えてる人に、このことの重要性をわかってもらうのはちょっと難しいところです。本書も、これをやっとくといかに素晴らしいか、てことについて多くの紙幅を割いています。

例えば僕は化学の研究をしていますが、実験を行う際には予習が欠かせません。

化学薬品はどれも扱い方を間違うとだいたい危険なので、実験操作の手順を予習して頭に入れておかないと、多くの人に迷惑をかけたり、ときには命に関わることもあります。

さらに、次は何をやるんだっけ、などという操作手順にばかり気を取られていると、重要な変化を見逃す恐れがあります。何に注目しなければならないのかも、事前に明確にしておかなければなりません。

予習しないで実験するなんてことはあり得ません。

人生だってこれと同じです。

あらかじめ手順とゴールを決めておけば、何事もスムースに進めることが出来て生産性が向上します。時間が余って、他にやりたいことが出来るようになるかもしれません。

人生の予習だと考えてみると、手順を考える作業はちょー大事だし、楽しくできると思います。

予習をするなら復習も

予習が大事なら復習だって同じくらい大事です。

考えた手順、やったことなどを定期的に見直し、修正します。

これがなかなか難しくて、僕はついつい忘れがちになってしまいます。そういえば高校生とかの頃の勉強も、復習ってあんまり好きじゃなかったなあ。

でも見直してアップデートしていかないと、やはりせっかくにシステムがダメになってしまうのでちょー大事です。てかこのレビューが最重要です。ぼくもしっかりやらないと。

それに、やったことを見返すことでニヤニヤしたりもできます。「ここまで進んだのか、よし、もう少しがむばろう」て気持ちになって、いいモティベーションになります。

スマホやクラウドで簡単にできるようになった

本書翻訳の初出は2001年だそうです。その頃から比べると、スマートフォンやクラウドがだいぶ普及してきた今なら、本書に書いてあることは結構簡単に出来てしまいます。

あと必要なのはノウハウとやる気だけです。

まとめにかえて 〜 僕が使ってるツール

本書に書かれているのはあくまでもGTDの基本的な概念なので、タスク管理の実用については、本書を読んだだけではなかなか難しいかもしれません。ましてや本書を読んだからと言って、仕事がみるみる捗る、なんてこともありえません。

本書に書かれている概念に基づいて、自分なりのやり方を確立していくことが大事なんじゃないかなあ、と思います。

実は僕が本書を読んだのは数ヶ月前で、それからぼちぼちGTDを実践しています。今はようやくちょっとずつカタチになってきたかなあ、てところです。

慣れるまでは結構大変で、逆に余計にうまくいかない時期もあると思いますが、実際にシステムが周り出すとかなり快適です。

ちなみに僕はMacアプリのOmniFocusを使っています。結構高いアプリですが、値段以上の価値は余裕であると思います。僕はもうコレないといろいろ困るレベルです。

OmniFocus 1.10(¥6,900)App
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
販売元: The Omni Group – The Omni Group(サイズ: 16.8 MB)
全てのバージョンの評価: (41件の評価)

タスク管理で扱うことになるのは、今までそれなりにできていたことばかりです。そんなことに時間を割くのはバカらしい、て思う人もいるでしょう。僕も実際本書を読むまではそう思っていました。けど実際にやってみるとかなり気持ちいいです。「騙された思って」読んでみてヨカッタ!

なんかいろいろうまくいかないなあ、いい方法はないかなあ、なんて思っている方は、それこそ「騙されたと思って」読んでみるといいかもしれません笑。

ちなみに、より実践的な続編も出ているみたいなので、そのうち読んでみたいです。

本エントリで紹介したのはコチラ。

 -その他の読書

ad

スポンサーリンク

  関連記事

no image

「本好きへの13の質問」に答えてみる

まーしゃーないな。いっちょ答えたるか笑。

伝え方が9割 (佐々木圭一)【読書】祖母とのコミュニケーション

なぜ、伝え方で結果が変わるのか?

本気で5アンペア / 5アンペア生活をやってみた (斎藤健一郎) 【読書】365日の5アンペアライフ

3.11を忘れない。節電、足下からの脱原発と快適な都会暮らしを目指す日々を紹介。

大栗先生、重力を語る【読書】重力とは何か (大栗博司)

宇宙を支配する力の正体。

MIT白熱教室【TV】これが物理学だ!

マサチューセッツ工科大学 (MIT) のウォルター・ルーウィン教授による「物理学」の講義が、『MIT白熱教室』と題してNHK・Eテレで2013年1月5日から放送される。今から楽しみだ。

泣いた赤鬼 (文・浜田廣介 / 画・浦沢直樹) 【読書】【絵本】

浦沢直樹版『泣いた赤鬼』読了。やっぱりこのおなはしは泣けます。

石橋湛山評論集【読書】

百年前の偉人からの金言。

ワンクリック (リチャード・ブラント)【読書】

ジェフ・ベゾス率いるAmazonの隆盛。

マイベスト山崎豊子

20代の読書体験における中心的存在。小説と映像で「マイベスト」を選んでみた。

古典力学の世界 電磁気学の世界【読書】物理学対話 (砂川重信)

ニュートン力学と電磁気学。古典力学的世界像ができるまで。

ad

スポンサーリンク

  Message

メールアドレスが公開されることはありません。

ad

スポンサーリンク

長いお別れ【映画感想】岸辺の旅(2015)

物理学に、ホール(正孔 / せいこう)という考え方がある。 整然と並んだ電子の列で、そのうちのひとつ

no image
横山秀夫の警察小説にハマる

いまさらですが、横山秀夫さんの小説にハマっています。 サクッと気楽に読める小説を、と手元にあった『深

終わるまでが戦争です【映画】日本のいちばん長い日(2015)

降伏か、本土決戦か__。

迷路荘の惨劇 (横溝正史)【読書】

角川文庫・金田一耕助ファイルの8冊目『迷路荘の惨劇』を読みました。子どものころハマった金田一を、1年

ゼッタイ押すなよ!【映画】人生スイッチ (2014)

押したら、さいご。

  • ランキングに参加しています。当ブログの順位は以下から確認できます。

    にほんブログ村 映画ブログ おすすめ映画へ

    ブログランキングならblogram track feed コタノト!



  • follow us in feedly