松坂とかミラクルボディーとか【Sports Graphic Number 806】

      2014/02/14

どうも、こーた ( @cota1Q82 ) です。

今号のNumberを読み終えましたので、個人的に面白かった記事の感想を書いていきます。

今号は日本代表特集だったのですが、その感想については改めて別エントリで。

特集外でも面白い記事がいくつかありましたので、今回はそちらをご紹介。

ちなみにNBAの記事の感想はこちらに書きました。

【NBA】サンダーとデュラント。1年前の記事との読み比べが面白かった!【読んだ】Sports Graphic Number 806

松坂ノンフィクション

松坂大輔の、手術から復活までの1年間を追ったドキュメンタリー的な記事。いや、記事といってしまうにはもったいないほどに読物として素晴らしかったです。これぞスポーツノンフィクション。

[スペシャル・ノンフィクション]文●石田雄太
松坂大輔「還るべき場所へ〜復活までの365日」

書き出しのエピソードが秀逸。

子どもの頃から、何万回も振り抜かれてきた松坂の右腕。傷跡のない、綺麗な右腕で最後に振ったのが、卓球のラケットか。
あまりにも切なかった。

周りはいろいろ言いますが、当人にしか分かりえない考えや気持ち、葛藤などが、もちろんあります。

手術を宣告されたとき。

気持ちを切り替えないといけないと思ってますけど、うまく切り替えられない。周りの人からは、『この先10年、15年、投げ続けるための1年なんて、たいしたことはないよ』って言ってもらいますけど、僕は1年もムダにしたくないと思ってやってきましたから、納得なんかできないんです。

僕も「周りの人」とおんなじように考えてたなあ。

手術を覚悟したとき。

これはもう、メスを入れるしかないって、ハラが決まりましたね。そのとき、ヒジに謝りました。ここまでよく投げてきてくれたねって……

この感じは何かうまくいえないけどすげー好きです。ちょっと桑田っぽい。そういえば桑田と松坂はけっこういろいろ共通点があるなあ。

記事の最後も素晴らしい。

「マウンドに立って投げるときにイメージするのは常にイチローさんでした。リハビリの間、僕はまたあのマウンドに戻って来たいと野球のことを考えたとき、バッターは必ずイチローさんだったんです」

本人の気持ちとかいろいろあるでしょうけど、とにかく焦らないでやってほしいと、一ファンとしては思っております。イチローもきっと待っててくれてることでしょう。2人の対決はいつになるんでしょう、楽しみだなあ。

NHKスペシャル「ミラクルボディー」

2012年7月14日(土)から3夜連続放送のNHKスペシャル「ミラクルボディー」。ちょー楽しみにしてる番組です。

ミラクルボディー|NHKスペシャル

第3夜「マラソン最強軍団」との連動企画がこちらの記事。

[NHKスペシャル on Number]文●善家賢
男子マラソン「人類は2時間の壁を破れるのか」

<世界最速のランナーに迫る> 男子マラソン 「人類は2時間の壁を破れるのか」~ゲブレシラシエ、マカウ、キプサング~(1/5) – Number Web : ナンバー

3人を追う中で見えてきたのは、世界のトップとして君臨するには、心肺能力、脚力、筋力といった能力を兼ね備えるだけでなく、さらなる”要素”が問われるということだった。マラソンを巡る状況は、新たなステージへと変化しているのだ。

3人とは、”皇帝”ハイレ・ゲブレシラシエ、世界最高記録保持者パトリック・マカウ、そのマカウを破った男ウィルソン・キプサング。

さらなる”要素”とは何なのか?ちょー気になる。

僕が面白いなあと思ったポイントをちょっとだけご紹介。キーワードは”ランニング・エコノミー”。

「超高速化している2時間3分台の競争では、肉体への負担がより少なく、エネルギーをより使わない走り方、ランニング・エコノミーが優れている方が圧倒的に有利です。マカウの走りは究極の”省エネ”なんです」

これはこの番組で、マカウの分析を行った研究者の言。そしてマカウ自身のコメントはこちら。

「頭でペース配分を計算して、自らの足で実践するのは本当に大変です。特に最後の2kmとなると多くの観衆がいますよね。そこで観衆の声に耳を傾けず、つまり、応援に乗せられて走るのではなく、自らのペースを守ることが大切なのです。ちょっとでもスピードを上げてしまったら疲れてしまいますからね(笑)」

ペースを守るってやっぱり大事なんだなあ。こーゆうのはマラソンだけじゃなくて、仕事だったり趣味だったりでも言えることだと思います。がんばりすぎないで、いかに長く続けるかを追求する。しかもそれがマラソンでは「速さ」にも繋がってるってのはかなり興味深いです。

僕自身はマラソンそんな興味ないですんけど、この記事だけも十分面白かったです。科学的な検証とか映像解析とかはもともと大好きなので、番組にもめちゃめちゃ期待しています。

 -雑誌

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