テルマエ・ロマエ (2012)【映画】

      2014/12/02

ひとっ風呂、タイムスリップしませんか。

テルマエロマエ

阿部寛さん主演の映画『テルマエ・ロマエ』を観ました。2012年東宝。武内英樹監督。108分。

原作のマンガは初期の頃から好きで全巻持っています。原作のファンだと、映画化されてつまらなくてガッカリ、なんてことはよくあります。

なのでこの作品もどうかなあと半信半疑で観はじめたのですが、どっこい原作以上に面白かったです。

ストーリーはあってないようなものですが、一応こんな感じです。

古代ローマ、アイデアが行き詰まり失業した浴場設計技師のルシウス(阿部寛)は、友人に誘われた公衆浴場でタイムスリップしてしまう。たどり着いた場所は、何と日本の銭湯。そこには「平たい顔族=日本人」がいて、彼は漫画家志望の真実(上戸彩)と出会う。ルシウスは日本の風呂の文化に感銘を受け、そこで浮かんだアイデアを古代ローマに持ち帰り一躍有名になっていくが……。

via: シネマトゥデイ

古代ローマ人顔

古代ローマ人の役を全部日本人が演じる、て時点でもう十分笑いをとれてしまっています。この映画の見どころのほとんどはこのキャスティングといってもいいくらい。

阿部寛さん、北村一輝さん、市村正親さん、宍戸開さん。よくこんな濃い顔の役者揃えたなあ。

阿部さんは主役なのにほとんどしゃべらないです。基本心の声。頭の中をアテレコする映画って、何というか映画的に反則技な感じがして好きじゃないんですが、この映画に関しては何かオッケーかなと思えてしまいます。

こんなにしゃべらなくて、しかも服もほとんど着ていない主役がかつていただろうか、てくらいには裸です。最高。

しかも阿部さんはこの役で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を獲ってるんですね。なんか今観るとそれすら笑えてきます。もちろん良い意味で。

マジメは面白い

ルシウスは鬱陶しいくらい実直な男です。ちょー真剣に日本の風呂文化を吸収しようとしています。

登場人物は皆いたってマジメ、というのは良いコメディの鉄則です。真剣なさま、というのは端から見るとおかしかったりするものです。

出てくる人たちが笑わそうと意図をもっていると、逆に面白くなくなってしまいます。変なことをやっているようだと、それこそわけがわからなくなってしまいます。まあ、ナンセンスギャグというやつもあるにはありますが。

お葬式みたいな、笑っちゃいけないところほど笑いたくなる、てのに近いかな。いやこれはちょっと違うか。

豪華セット笑

セットも超豪華で、古代ローマの街並とかすごいです。すんごいお金かかってそうで、何となく無駄に豪華な感じがします。そういう無駄感も笑えるポイントです。

どこまでが本気でどこからがウケ狙いなのか。何というか、バカバカしいことをすっごいまじめに作ってる感じがとても素晴らしいです。

まとめ

「古代ローマ」と「風呂」ってゆう組み合わせが面白い、てのが原作を好きになったきっかけなんですが、その辺りの発想やアイデアは裏切っていないというか、映画でもしっかりと反映されています。

加えてキャストやセットもかなり良い感じ、てことで原作以上に楽しめたのかもしれません。

『II』も2014年GW公開予定みたいです。マンガの方は一応完結したみたい (まだ読んでない) ですが、新シリーズが始まるという話も……。気になります。

この際だから最新巻読む前に、また最初から読み直してみようかなあ。

予告編はこちら。

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