ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT (2006)【映画】

      2014/10/31

TOKYOは今、サーキットと化した!

ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT

『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT (The Fast and the Furious: Tokyo Drift)』鑑賞。2006年アメリカ・ドイツ。ジャスティン・リン監督。104分。

あらすじ: 違法なストリート・レースの最中に衝突事故を起こして逮捕されたショーン(ルーカス・ブラック)は、少年院行きを免れるために軍人の父を頼って日本へ。言葉や文化の違いに戸惑いを感じながら高校生活を始めた彼は、留学生のトウィンキー(BOW WOW)に誘われ、ドリフト・レースが行われる深夜の立体パーキングに赴く。

via: シネマトゥデイ

6作目が公開間近、カーアクションの人気シリーズ。本作はその3作目。

僕はこのシリーズ観るのは初めてで、世界観とかは全然わからないです。でも主題歌はTERIYAKI BOYZだし、日本が舞台、てことで観てみました。

まあストーリーはあってないようなものですし、シリーズの主役ヴィン・ディーゼルもオマケみたいな感じでチョロっとしか出てこないので、他の作品観たことなくても全然問題ない感じです。

ハリウッド的日本感

もうギャグか、てくらいに、いわゆるハリウッド的な日本感が登場しまくり。ツッコミどころ満載です。最近の映画にしては逆に珍しいくらいだなあ。

たまーに観たくなるんですよねー、この手の全然日本じゃない日本な映画。たまにっつても7年に1回くらいですが。

それにしてもさあ、せめて日本人役は日本人使ってほしかったなあと思います。ほとんどアジア系アメリカ人で、日本人なのに日本語ヘタってゆう謎仕様。吹替でみると違和感ないんですけどね、面白いんで所々オリジナル音声で観てしまいました。

ハイスクール感

ギャグと言えば、オープニングのアメリカパートは、よくあるおバカハイスクールな感じです。

アメリカの高校ってホントにこんな感じなんだろうか。あ、でも日本の不良映画も現実とはかなりかけ離れてるというか、ごく少数派を扱ってるわけで、そういうのに近い感覚なのかなあ。

でも僕がアメリカでホームステイした家の子供たちは、どっちかというと映画の雰囲気に近かったような気もするなあ。内面はすんごいいい人たちでしたけど。どうなんだろ。

んで主人公は日本の高校へ転校してくるわけですが、日本の高校もむちゃくちゃで笑えます。外国人の生徒多すぎです。

日本人豪華すぎ

ほとんど唯一、日本人が演じる普通の日本人役の北川景子さん。でもほとんど台詞ないです。せっかく日本人なのに……。けど何かやっぱりキャリアの差なのか、端役なのに存在感すごかったです。

存在感といえば、カメオ出演の妻夫木聡さんや真木よう子さんも目立ってたなあ。ホントにワンカットしか出てこないですけど。

そしてJJサニー千葉こと千葉真一さん。ヤクザの親分、迫力ありすぎです。せっかくだからアクション観たかったんだけどなあ。

あ、でも「釘がないから蹄鉄打てず」みたいなことわざは何だったんだろう。やたらと長いしそんなにうまい例えでもないし、そもそもそんなことわざ聞いたことないし。

気になって調べてみたら、マザーグースの歌、てやつのうちの一つみたいです。ことわざじゃねえしそもそも日本じゃねえってゆう……。でもなんかJJサニー千葉が言うとすごいそれっぽかったんで騙されてしまいました。

反してアメリカキャストはというと、もう圧倒的に貧弱です。主人公は八重歯変だし、ヒロインは何とも言えない感じです。稲川素子事務所の方がマシなんじゃないかと思ってしまうくらい。てのは言いすぎか。

主人公のメンター的なハンの人が唯一ちょっとだけまともだったかな。ちょっと豊原功補さんの偽物っぽい感じでしたが、言うことがいちいちカッコよかったです。

日本の中のガイジン

日本で生まれ育った外国人であるヒロインが「ガイジンといわれて散々辛い思いをしてきた」みたいなことをこぼすシーンがあります。ここはなかなか考えさせられます。

ヒロインだけじゃなくて、日本で暮らす外国人、てのはこの映画のちょっとしたテーマみたいになっています。

お客さんとしてはちゃんともてなすけど、生活の中に入ってくるとなると一歩引いてしまうというか、なかなか受け入れられなかったりしますからね実際。まあそれは日本だけじゃなくて、どこの国でも似たり寄ったりかもしれませんが。

ドリフト走行

やっぱりカーチェイスのシーンはさすがにウリだけあって見ごたえあります。しかも舞台は首都高だったり渋谷のスクランブル交差点だったり、よく知ってるとこばっかりでテンション上がります。

しかも徹頭徹尾、とにかくドリフト走行のみに特化してる、てのが面白いです。以前にどっかの河原で走り屋的な方々がやってんのを見たことありますが、スピード出てなくてもけっこうな迫力でした。

車が特別好きってわけでもないですが、それでも一度くらいはやってみたいなあというか、ちょっとした憧れみたいなものはあります。

ただし、カーチェイスに至る流れはもうちょっと考えて描いてほしかったなあと思います。この手の映画は、アクションシーン以外をどれだけ丁寧に作れるか、いかに必然性を持たせるか、てのがポイントだと思うので。

レースで決着をつけよう、てゆう持っていきかたは、あまりに芸がないなあと思います。

その点例えば『TAXi』シリーズなんかだと、うまいことカーチェイスに持ってくんですよねー。もうそれで決着つけるしかないというか、観ていて違和感がないです。

車がたくさん出てきたり、改造車とかはワクワクするんですが、ストーリーにもうひとひねり欲しかったなあと思います。

まとめ

何か文句みたいなのばっかりになってしまいましたが、なんも考えないでそれなりに楽しめるアクション映画は好みではあります。

しかもアクションの王道カーチェイスをたくさん観られる、てのはそれなりにお得感もあります。

他の作品観てないですけど、シリーズの中ではちょっと異質なのかなという感じはしました。他はどんな感じなのか、ちょっと観てみたい気もします。

予告編

TERIYAKI BOYZ『TOKYO DRIFT』、大好きです。

 -2000年代の映画

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