耳をすませば (1995)【映画】

      2014/10/31

好きなひとが、できました

耳をすませば

『耳をすませば』鑑賞。1995年スタジオジブリ。近藤喜文監督。111分。

あらすじ: 本が大好きな中学生の少女・雫。彼女はある時、図書カードに何度も連ねられた男子の名を見つける。その男子・天沢聖司の名に、淡い恋心を抱く雫。だが実際の天沢は、ぶしつけで粗野なヤツだった・・・。

via: allcinema

観るのは何度目かですが、久しぶりに観たら、何これこんな良い映画だったっけ、という感じで驚きました。けっこう好きな映画ではありましたが、つかだからこそ何回も観てるわけですが、やっぱり歳重ねると受けとめ方が変わるなあ。

理解ある大人たち

若者たちの淡い恋愛青春モノ、てゆう認識でしたが、この感じで観るとどうも恥ずかしいんですよねー。

若者たちは、あまりにまっすぐで誠実でエネルギーに満ち溢れていて、観ているこっちが恥ずかしくなってしまいます。もうなんかこんな汚い夢も希望もない大人でごめんなさいとゆう、若干の申し訳なさすら感じてしまいます。

『カントリーロード』をみんなで歌うところはこの映画の名シーンのひとつですが、いかんせん小っ恥ずかしいです。むずがゆい。

それよりも今回改めて観て惹かれたのは、周辺の大人たちです。やっぱり雫や聖司よりは、年齢的に大人たち寄りになってきたからかもだなあ。

雫のお父さんや聖司のおじいさんの人生訓みたいな言葉がとってもステキです。人と違う生き方はしんどい、自分の中の原石を磨く、などなど。素晴らしい。

それに若者に対してとても理解があります。こんな大人たちに囲まれて育っていく雫は実に恵まれてるなあ。

踏み出す勇気

本大好きな僕としては、主人公が本好きってのはそれだけで嬉しくなってしまいます。まあ僕の場合読みたい本は買う派なので、図書館てほとんど利用したことないんですけどね。

ステキな物語をたくさん読んでいると、自分もこうゆう物語を書いてみたいなあという気持ちになってきます。読書好きなら誰しも一度は考えたことあるんじゃないですかね。雫の変化はごくごく自然な流れです。

でも実際に書き始める人は少ないですし、書き始めてもなかなか書き切れなかったりします。雫のように、やるって固く決意しても、なかなか書き続けるのは難しいです。

雫の場合、タイムリミットが決まってた (てか自分で決めた) のがよかったのかもしれません。それに最初に読んでもらう人も決まっていました。もうヤケクソでもいいからとにかく書き切ろう、て気持ちになれたんじゃないでしょうか。実際ラストがめちゃくちゃだと自分で言っています。

でも何事もそうですが、とにかく始めることが大切です。最初からうまくできる人なんていません。踏み出す勇気。

背中を押してくれたのは聖司なわけですが、それでも一歩踏み出して、最後までやり遂げた雫はとてもカッコいいです。

読むことと書くこと

何かを書くためには、それ以上にたくさん本を読まなければなりません。

調べることがたくさん出てきますし、たくさん読んで実際に書いてみることでしか文章表現の抽き出しは増やせないです。

何かを読むことで、書きたいことが浮かぶこともあります。

読むことと書くことは対になっています。

物語を書いてみて、もっと勉強しなきゃいけないってことが分かったと雫は言っています。「書く」という軸を持っていれば、学びにも主体性が生まれます。

こういうことって、一見すると何当たり前のこと言ってんのと思ってしまいますけど、何かに本気で取り組んでみないとなかなか気づけないことなんですよねー。

そういうの15歳くらいで気づけた雫はすごいなあ。

まとめ

大学通うために散々乗った京王線が出てきたり、バロンの声が山さんだったり、他にもグッときたポイントがありすぎて書き切れないです。

何年かしたらまた観たいですね。そのときはまた違った見方ができそうです。良い映画でした。

 -1990年代の映画 , ,

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