アイ, ロボット (2004)【映画】

      2014/11/18

ルールは破られた、未来は守れるか。

アイロボット

『アイ, ロボット (I, Robot)』鑑賞。2004年アメリカ。アレックス・プロヤス監督。115分。

あらすじ: ロボットとの共存が当たり前となった近未来で、ロボット工学の第一人者ラニング博士(ジェームズ・クロムウェル)が殺害されるという不可解な事件が起こり、シカゴ市警のデル(ウィル・スミス)は謎の究明に乗り出す。

via: シネマトゥデイ

アシモフ原作

原作はアイザック・アシモフ。読んだことないんですよねー。

化学で博士号、てのは僕もそうなので、そのうち読みたいなあと思ってる作家です。面白そう、というかたぶん好きだろうなあという感じがすごいしてるので、今後の楽しみにとっといてる感じです。

原作がしっかりしてるからなのか、「ロボット三原則」とかアイデアはすげー面白いなあと思います。でもこの映画はそれを全然生かせていないというか、何か違う感じになっちゃってます。

アクション超大作にしたのが失敗だったのかなあ。

登場人物やロボットの内面的な部分に迫ったり、謎解きメインというか、もっとサスペンス重視の作りにしてほしかったなーというのが正直な感想です。そのほうが絶対面白くなったと思うんですよねー。

アクションやるにしても、こんなに大味な感じにしなくていいのになあと感じました。

最初のほうのサリー追いかけるシーンだったり、サリーと普通のNS-5との格闘シーンだったりはなかなか見ごたえありました。そういうのだけでも十分だったのに。

大量のロボットが入り乱れるシーン、そんなに撮りたかったのかなあ。技術的な問題なのかもしれないですけど、何だか安っぽいんですよね全体的に。あーもったいないなあ。

2035年

舞台は2035年という近未来。

20年後かあ、どんな世界になってるのかな。科学技術は人間の想像をはるかに越えるスピードで進んでますからね、ちょっと想像つかないです。

でも以前観たときはまだまだ遠い未来だなあと感じたのに、今観てみたら十分あり得るんじゃないかと思えてしまうから不思議です。

電化製品を「声」で操作したりとかはスマートフォンなどで実現できてますし、駐車場も自転車でならかなり近いものが最近話題になってましたね。車でも横から格納するってだけなら六本木ヒルズなんかに実際あったような気がします。

車の自動運転も、20年後なら普及しててもおかしくないんじゃないかなあ。車といえば未来な「アウディ」はめちゃめちゃカッコイイよかったです。ぜひ実現してほしいところ。

ウィル・スミスじゃない

主演はウィル・スミス。最近はけっこう落ち着いた役もやるようになってきましたが、この頃のイケイケな感じはどうも苦手です。

過去の事故や抱えている「秘密」なんかはけっこうハマってるかなとは思います。でも僕が望んでいるようなサスペンス重視な感じは、ウィル・スミスだとちょっと難しいかなーと思います。

ヒロイン (ブリジット・モナイハン) もあんまりパッとしないですし、キャストがちょっと残念。他の俳優だったらなあなんて思ってしまいます。

よかったのは死んじゃった博士のジェームズ・クロムウェルと、ウィル・スミスのおばあちゃん役の人 (エイドリアン・L・リカード) くらいかな。あー、上司のシャイ・マクブライドもけっこう好きですね。

まとめ

文句みたいなツッコミが多くなってしまいましたが、原作読んでみたい!てのは強く思いました。

手塚治虫的な世界観とも通じるものがありますし、何だかロボット工学についても勉強してみたくもなってきました。

 -2000年代の映画 ,

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