テッド (2012)【映画028】

      2014/12/02

動いて、喋って、オヤジになった。

テッド

『テッド (Ted)』鑑賞。2012年アメリカ。セス・マクファーレン監督。106分。

あらすじ: いじめられっ子からも無視される孤独なジョンは、クリスマスプレゼントとして贈られたテディベアと友人になれるように祈る。彼の願いが通じたのか、テディベアに魂が宿り、ジョンにとって唯一無二の親友テッドとなる。それから27年の月日が経ち、中年となっても親友同士であるジョン(マーク・ウォールバーグ)とテッド。一緒にソファでくつろいでは、マリファナをくゆらし、映画を楽しんでいる彼らにジョンの恋人ロリー(ミラ・クニス)はあきれ気味。ジョンに、自分とテッドのどちらかを選べと迫る。

via: シネマトゥデイ

下ネタ満載、ド直球のアメリカンコメディが日本でこんなに流行るなんてちょっと意外。

DVDがまもなく発売、なのにPG12に規制緩和した『大人になるまで待てないバージョン』やら、R15のままカットシーンも追加した『アンレイテッド・バージョン』やらが公開中。とどまるところを知らない『テッド』ブームすげ。

で、僕が観たのは本公開時のバージョン (いまさらの感想エントリ) 、たしかに面白かったんですけどね笑。ちなみにトップの写真は我が家のテッド。もちろんしゃべんないですよ。

突然しゃべる

ちょっとしたドラマも、劇的な展開もなく突然しゃべりだすテッド。この「サクッと感」が素晴らしいです。

普通はもうちょっと何かしらあってもよさそうというか、余計なことをつけたしたくなりそうなものですが、細かいところはあんまりこだわってない感じです。

じゃあ何にこだわってんのかというと、もうとにかく徹底したバカバカしさ笑。あ、もちろんこれは褒め言葉です。

でも設定はなかなかしっかりしています。「しゃべるテディベア」としてかつては一世を風靡したけど今は落ちぶれてるとか、一度有名になってるから周囲はそんなに違和感を持っていないとか。うまいこと考えるなあ。

つか関係ないですけどハリウッドで有名になった子役って、こんな感じで転落しちゃうパターンが多いですよね。そう考えると笑えない。

テッドを紹介したときの両親のリアクションが好きです。うん、普通はあーなっちゃうよね。

アメリカンポップカルチャー

アメリカのポップカルチャーが映画の中にけっこう出てくるので、詳しいともっと面白いんじゃないかなーてのは思いました。

僕にはよくわからない部分が多かったですが、まあわからなくても全く問題なく楽しめます。

ノラ・ジョーンズだって名前は知ってますけど、本人出てきても「え?本物?」てのがよくわからなかったほどです。あ、主題歌はいい曲だったなあ。昔懐かしの映画音楽って感じ。好きです。

テッドたちが盛んに話題にしていた『フラッシュ・ゴートン』てのはさっぱりわかりませんでしたが、あそこまで言及されるとわかんないながらも笑えてきます。ちょっと観たいなあ、今観たらこちらもいろいろとバカバカしそうだけど。

日本人のカワイイ好き

やっぱり大ヒットした最大の理由はテッドのカワイさなんじゃないかと思います。日本人は「カワイイ」に弱い。

しかもカワイイのにエロいオッサンていうギャップもいいのかも。認知的不協和、気になっちゃって頭に残るんですよね。

それと、あーこれは「大人版 (かつアメリカ版) ドラえもん」なんだなあ、てことを考えたりました。

トヨタのCMでは何だかいい雰囲気になってたり、マンガの未来ではのび太くんが学者になってたり、けっこうステキな未来が描かれてますが現実はこんなもんなんじゃないかと。

あと何かこういうゴリゴリのフルCGでできたクリーチャーが出てくる映画観たのってホント久しぶりだったんですけど、あまりの違和感のなさに驚きました。

昔はもっとあからさまだったような気がするんですよねー、ちょっと一歩引いてしまうというか。

怪獣映画みたいにデカイとまだなんとかなるんですけど、人間と同サイズだと絡みでどうしても違和感が目立つとゆうか、ちょっと冷めちゃうんですよね。

テッドはもう完全に溶け込んでて、殴り合いのシーンとかホント良くできてます。技術の進歩ってすげーなあと思いました。

まとめ

ラストもサクッとしてて好きです。主人公は特に努力も成長もしていない。それがいいです。教訓めいたものは何もありません。ただただバカバカしくてカワイイ。

アメリカでもけっこうヒットしたみたいだし、続編も作れそう。是非作ってほしいなあ。

初回限定生産「俺のモコモコ」バージョン。ちょっと欲しいなあ。

予告編はこちら。

ノラ・ジョーンズによる主題歌『Everybody Needs A Best Friend』はこちら。

 -2010年代の映画 , ,

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