プラダを着た悪魔 (2006)【映画030】

      2014/11/22

恋に仕事にがんばるあなたの物語。

プラダを着た悪魔

『プラダを着た悪魔 (The Devil Wears Prada)』鑑賞。2006年アメリカ。デヴィッド・フランケル監督。110分。

あらすじ: アンディ(アン・ハサウェイ)はジャーナリストを志しNYにやって来る。オシャレに関心のない彼女は、無謀にも一流ファッション誌ランウェイの面接を受ける。編集長ミランダ(メリル・ストリープ)のジュニア・アシスタントの仕事を手に入れるのだが、翌朝から24時間公私の区別なく携帯が鳴り続ける悪夢の日々が始まった。

via: シネマトゥデイ

何度か観てる好きな映画です。何かいろいろと人生哲学めいたことも含まれてるわりにあんまり説教臭くないってゆうか、バランスが絶妙なんですよね。サラッと大事なことぶっ込んでくる感じがすごい好きです。

おしゃれおしゃれ

「おしゃれ = ファッション」の世界に生きる人々の物語ですが、映画全体の雰囲気もとにかくおしゃれです。

衣装だけじゃなくて音楽も舞台 (NYとパリ) も、とにかく全てがカッコよくてカワイイです。

30過ぎたオッサンの僕でも観ててキュンキュンしちゃうんだから、おしゃれに敏感な世の女のコたちからしたら、もう漏らすんじゃないかってくらいハマっちゃうことでしょう。

NYの街を歩きながらクルクルと衣装が変わるシーンはファッションショーさながら。ステキです。つか昔こういうコマーシャルあったような……。

新旧女優対決

単なるお気楽ファッションコメディ以上の映画に仕上がったのは、やっぱりキャストが素晴らしいからかなあと思います。

メリル・ストリープとアン・ハサウェイ。この新旧名女優対決はさすがです。

いや、現役バリバリ天下のメリル・ストリープを「旧」扱いしたらいかんか。強い女性はホントに似合いますね。いや強すぎるか。メガネ越しの上目遣いで相手を吟味するような目つきはホントにおっかねーです。

アン・ハサウェイはホントにキュートですね。今世界で一番キュートな女の子だと思います。

そんなアン・ハサウェイがファッションに無頓着でデブとか言われても、まあ全然説得力ないんですけどね。いい女に変身してくっていってもさあ、そりゃ素材が最上級だからなあ。おや?っと思ってしまいます。

でも最初のダサい感じはホントにダサいです。なんだろ、髪型がボサボサだから?たしかに男でも、寝癖ついてる人がいいこと言ってもあんまり説得力ないからなあ。髪型大事。

脇役もけっこう豪華です。中でもスタンリー・トゥッチはかなり好きな役者さんで、何とゆうか、あの絶妙な気持ち悪さが最高です (もちろん褒め言葉念のため)。ファッションとかデザインの世界って、坊主でゲイの人が多いのなんでだろう。

「努力なんかしてない。愚痴を言ってるだけ」てのは、自分に言われたのかと思ってけっこうドキっとしてしまいました。

ファッションって何だ?

ほとんど同じにしか見えないベルトのどっちを合わせようか真剣に議論するミランダたちを見て、思わず吹き出してしまうアンディ。

それを見たミランダが、自分たちの仕事の意味を説教まじりに語るシーンが一番好きです。

絵画などの近代アートでもそうですが、テキトーに描いてるように見えて実は構図や配色がきっちり計算されてたりします。

テキトーじゃなくてまさに「適当」。そういうちゃんとしたもの作るには、その分野の歴史だったりいろんな技法だったりをある程度知ってないと作れません。

まあそういうの知らなくてもできちゃうのが「天才」と呼ばれる人たちってことになるんですが、普通の人は真剣に考えないと無理です。テキトーでは絶対に「適当」には辿り着けません。

そしてそれはアートに限らずどんな仕事でも同じです。神は細部に宿るのです。

どっちも正解

プライベートを捨ててまで仕事に没頭するミランダと、仕事以外の幸福も求めて袂を分かつアンディ。どっちも正解だと思います。

そこまで打ち込める仕事があるってのは素晴らしいことですし、反面仕事が人生の全てではないって考え方だってもちろんアリです。ホントに人それぞれ。

でもどの生き方が自分に合ってるかってのは、何かに真剣に取り組んでみて初めてわかることなのかなと思います。アンディだって、ミランダと真剣に向き合って必死に食らいついたからこそ、この仕事が全てではないと気づけたんですから。

人生に関してはみんな素人。プロはいません。器用な人はいますけどね。あとは合う合わないって問題があるだけで、みんな正解なんじゃないかな。

まとめ

爽やかでニヤッとできるラストも良いですね。

軽くて華やかで、いろいろ考えることもできるけど考えなくても楽しい。いろんな見方ができて、これぞ映画って感じです。

予告編はこちら。

 -2000年代の映画 ,

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