9デイズ (2002)【映画036】

      2014/10/31

人類史上最悪の9日間。

9デイズ

『9デイズ (Bad Company)』鑑賞。2002年アメリカ。ジョエル・シュマッカー監督。117分。

あらすじ: CIA捜査官のオークス(アンソニー・ホプキンス)と部下のポープ(クリス・ロック)はロシアから流出した小型核爆弾の潜入捜査をしていた。だがポープが殺害されてしまう。ポープの双子の弟が急遽、捜査官に仕立て上げられるが……。

via: シネマトゥデイ

原題のがいいタイトルな気がしますが、日本じゃイマイチピンとこない気もするんで仕方ないか。

核爆弾

『24』なんかもそうですが、10年くらい前のアクション映画って「核爆弾」がよくでてきます。

国内へ持ち込まれようとしている核弾頭を未然に阻止、みたいな。まあだいたい阻止できなくて持ち込まれちゃうんですけどね。さすがに爆発までいっちゃう映画は少ないですけど。

都市部が破壊されるかもとゆう恐怖、スパイ活動、追跡、などなどなど……。まさにテロとの戦いです。でも最近はあんまり見かけなくなったなあ。

「3.11」の影響で、核の恐怖は日本人にとっても人ごとじゃなくなってきています。

この映画が製作された10年前だったら、単なる「映画の中の小道具」だったんでしょうけど、今観るとやっぱりちょっと笑えない感じがしました。まあテロでも笑えないんですけど。

単なる「小道具」以上の何かを感じてしまうといいますか。ある意味身近になったのかもしれません。

アンソニー・ホプキンスのアクション

アンソニー・ホプキンスがアクションなんて、それだけで珍しいです。おじいちゃんなのにがんばるなあ笑。

あんまり似合わないだろうなあと思ってたんですが案の定、な感じではあります。

でも農場でのカーチェイスとか、けっこうしっかりアクションやってて見ごたえはありました。じいさんだから余計ハラハラします笑。

真逆コンビ

シリアスなアンソニー・ホプキンスとコミカルなクリス・ロック。二人の掛け合いが最高です。

基本的にはクリス・ロックがお笑い担当ですが、アンソニー・ホプキンスもシニカルな感じでところどころ笑わせてくれます。場面によって立ち位置が入れ替わるのが面白いです。

アクション映画は笑いがあったほうが面白い、てのが持論なんですが、この映画はまさにその王道をいってる感じ。

巻き込まれや「なりすまし」はシチュエーションコメディの鉄則ですし、クリス・ロックが必死になって悪戦苦闘する様も見ていて笑えます。

まじめな人を端から観てると面白い、てのもまさにコメディそのもの。コメディの中の人は、何も誰かを笑わせようとして行動してるわけじゃないですからね。

一番好きなシーンはクリス・ロックの「女はみんなスパイだ」ってとこ。笑えるのにカッコイイ。最高です。

字幕で観たい

今回は吹替版 (地上波放送) で観たんですが、やっぱりアンソニー・ホプキンスはオリジナルで観たほうがしっくりきます。そっちのほうが見慣れてるってのはもちろんありますが、何よりも声やしゃべり方が特徴的ですからね。

クリス・ロックもテンポよくしゃべる感じなので、吹替だとちょっと雰囲気が変わってしまいます。

下手くそな役者だと吹替のほうがよかったりもするんですが、今作はしっかりとした芝居の「型」を持っている名優二人が主役。オリジナルで観たほうがより楽しめたかもしれません。

さいごに

前半の展開はひどいなあと思いましたが、ジワジワと面白くなってく感じの映画でした。

映像はキレイだしキャストもいいですし、伏線てほどじゃないですけど細かいところが後のほうに効いてたりもして (「車に乗れ、ボケ」とかね)、なかなかよくできています。

あんまり深く考えずに楽しめるアクション映画、理想的です。

iTunesはこちら → 9デイズ (字幕版)

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