ワールド・ウォーZ (2013)【映画040】

      2014/10/31

全人類に告ぐ、来たるZデーに備えよ。

ワールドウォーZ

『ワールド・ウォーZ (World War Z)』鑑賞。2013年アメリカ。マーク・フォースター監督。116分。

作品情報

あらすじ

元国連捜査官のジェリー(ブラッド・ピット)と家族の乗った車が、渋滞にはまっていた。すると、前方で爆発音が聞こえ、トレーラーが無数の車をはじき飛ばしてクラッシュし、パニック状態の群衆が通りになだれ込んでくる。そのただならぬ状態から家族を守ろうと、妻子を連れて逃げるジェリー。やがて、彼は人間を凶暴化させる未知のウイルスが猛スピードかつ世界的規模で感染拡大しているのを知る。そんな中、元国連職員の技能と知識を買われたジェリーは、各国を回ってウイルスの感染原因を突き止めるよう依頼される。

via: シネマトゥデイ

キャスト

ワールドウォーZ

主演はブラッド・ピット。あいかわらずいくつになってもカツコイイです。これくらいの髪の長さが一番カッコよくて好き。

その他の役者さんはあんまり知らないとゆうか、イマイチぱっとしない感じ。観てて気づいたのはデヴィッド・モース (元CIA職員) くらいかなー。

マシュー・フォックス (輸送機の兵士?) とかこの前観てきたばっかりなのに全然気づきませんでした。しかもいわれてもどの役だったのかピンとこないてゆう。兵隊さんはみんなおんなじかっこしてるし暗いシーン多かったので気づかなかったのかも。

まあこの手のゾンビホラーは誰がやられるかわからない、てところも面白さだったりするのでちょうどいいのかもしれません。ビッグネームばかりだと、誰がどうなるのかだいたい予想できてしまいますからね。

イスラエルの女性兵士サガン役のダニエラ・ケルテス(上の画像でブラピの横にいるコ) がよかったです。坊主だし散々な目にも遭うのではっきりしないですが、普通にしてたらかなりの美人なんじゃないかなー。違った感じの役も観てみたいです。

予告編

予告編はこちら (1分半ほどの動画です) 。

コタノト的見どころ

ブラピの機転

最初っから最後までノンストップのハラハラドキドキ。ちょっと疲れますが、この感じを期待して観に行ってるわけですから大満足です。

全体的な流れはけっこう強引だったりしますし、細かいところを突っ込みだしたらそれこそキリがないので目をつむりましょう。

それぞれのシーンはどれも迫力満点でホントによくできているので、繋がりはあまり気にせず場面場面に注目するほうが楽しめると思います。

特に気に入ったのは、ピンチで飛び出すブラピの機転です。絶体絶命の連続ですが、「最悪の中の最善」を選択し続けていきます。判断力や決断力、的確に実行していく行動力、そして運。すべてが試される状況の連続はサバイバルそのもの。頭脳的な主役はカッコイイですね。

ブラピはあんまりアクション性は高くないとゆうか、ちょっと動きがモッサリしています。なのでついつい「だいじょぶか」と思ってしまいますが、それが返っていい感じになっています。機転で切り抜けざるをえないですし、何よりハラハラします。すごい人物ですが、決して超人ではないのも親近感があっていいですね。

主役なんで注目するのは当たり前ですが、「原因究明」よりはそれぞれの状況を「どうやって切り抜けるか」に注目すると面白いです。

血液が口に……

序盤のアパートから逃げるシーン。あとちょっとってところで襲撃に遭うブラピ一家。

何とかやっつけて屋上へ上がった後のブラピの行動が素晴らしいです。「血液が口に……」てとこ。この映画で一番好きなシーン。自分だったらあんな行動とれるだろうか。いや無理だろうな。そもそも高所恐怖症だし笑。

勇気や決意と同時に、彼の観察眼の鋭さもここで明らかになります。最初のシーンだけじゃ何なのかわからんかったんですが、あーなるほどって感じです。よくできてる!

人びとが押し寄せて (つか人なのか?) ひっちゃかめっちゃかな中でも見るべきところはしっかり見てるってゆう状況判断素晴らしいです。

『バイオハザード』な雰囲気

世界観が『バイオハザード』(ゲームの方のね) ぽいところにもグッときました。

都市から始まってちょっと中世を感じさせる街 (エルサレム) を巡り、最後は閑静な場所に佇む研究所、とゆう流れは『バイオ〜』そのもの。

あの静謐で白い照明の中を気づかれないように動く感じとか、ホントに初期のゲームの感覚そのもの。懐かしい!

映画の『バイオ〜』は「うーんちょっと違うなあ……」とゆう感じだったので (あれはあれで面白いんですが) 、ゲームのファンだった僕としては今作の方がしっくりくる感じ。嬉しいです。もうちょっと小規模だったら、シリーズ化もできたかもだなあ。

十人目の男

登場人物たちの持論や仮説が会話の中でちょこちょこ出てきます。「希望の星」のウィルス学者が唱える説とか。

関係ないようでゆるーく効いてきたりもしてなかなか面白いんですが、僕的に一番なるほどなーと感じたのは、ユダヤ人の「十人目の男」の話。

9人がおんなじ説を唱えてたら、10人目は何が何でも反対意見を言わないといけないってやつです。

ストーリーとはあんまり関係なかった感じですが、何だか妙に刺さりました。根が天の邪鬼だからかなあ。

さいごに

細かいことは抜きにしてスケール感だけでも十分楽しめる映画です。群衆シーンはどれも圧倒的、エルサレムの壁のシーンとか凄まじいです。

2D (字幕) で観ましたが、3Dはどうなんだろう。暗いシーンもけっこうあるのであんまり合わないような気もしますが、怖さとかドキドキ感は割増されるかもしれませんね。

最初っから最後までハラハラしっぱなしで疲れましたが、難しいところはほとんどないですし、何よりお化け屋敷的な感じでちょっぴり涼しい気分になれること間違いなし。この時期にピッタリです。夏はやっぱりホラーだなあ。

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