怪盗グルーの月泥棒 (2010)【映画064】

      2014/12/02

その奇跡は、一人じゃ起こせない。

怪盗グルーの月泥棒

『怪盗グルーの月泥棒 (Despicable Me)』鑑賞。2010年ユニバーサル・ピクチャーズ。ピエール・コフィン、クリス・ルノー監督。95分。

史上最大級の泥棒を企てている嫌味な怪盗グルー。バナナでできた仲間のミニオンたちと共に、秘密基地のある家に住んでいた。月泥棒を企てるグルーたちだったが、ライバルの泥棒に大事な秘密兵器を盗まれてしまう。そこでライバルの家に出入りする孤児の3姉妹を利用しようとしたグルーだったが、なぜか3姉妹と共同生活を送ることとなり……。

via: シネマトゥデイ

原題の”Despicable”てのはあんま聞き慣れない単語だが (僕も知らなかった!) 「卑劣な」といった意味。なので「卑劣な私」てタイトルになって、まあグルーのことを言ってるんだろうけど、すごいタイトルだなあ。

邦題の「月泥棒」てのは、映画を見ればなるほどとゆうか、そのまんまなのが逆に驚きなのだが、実に良いタイトルだなあと思う。とってもステキ。

公開中の続編 (『怪盗グルーのミニオン危機一発』) がちょっと気になったので、まずは「1」にあたる本作をまあそれほど期待するでもなく観てみた。

笑いの取り方なんかはさすがに子供向けで、アメリカのアニメって感じがするんだけど、ストーリーはしっかりしてるし、伏線の張りかたなんかも軽すぎず難しすぎずの絶妙な線をついてて何気に素晴らしい。

ほっこりできる終わりかたもベタなんだけど、返ってそのベタさ加減がちょうど良い。思ってたよりもずっと面白くて、何だかむしろ舐めててごめんなさいて感じ。

吹替版の鑑賞で、主人公グルーは鶴瓶師匠。最初から最後までずーっと鶴瓶さんすぎてあれなんだけど、ドラマでもバラエティでも鶴瓶さんはいつも鶴瓶さんなわけだし、それほど気にならないから不思議。

グルーの「卑劣な」部分といいひとな部分が同居してる感じは鶴瓶さんのイメージともピッタリ合う。

観る前はミニオン (黄色いヤツね) たちが主役っぽい活躍をするのかと思ってたんだけど、ちょっと違う感じ。もちろん活躍はするんだけど、何て言うんだろ、マスコット的な感じ?

つかミニオンて4匹 (人?体?) だけなのかと思ってたけど、何かエライたくさんいることにまず驚いた。

コミカルな行動はとっても笑えるしもちろんカワイイんだけど、それ以上にカワイイのが孤児の三姉妹。

末っ子のアグネスの声は芦田愛菜ちゃん。何か全然愛菜ちゃんぽくなくて、ふつーに声優さんぽい感じ。何やってもカンペキにこなすなあ、ホント恐ろしいコ。

僕としてはメガネの長女マーゴが一番良かったなあ。親代わりの責任感からか、一番しっかりしてる優等生キャラ。ちょっとシニカルな反面、やっぱり子供らしいカワイさもあって…。とゆう多面的なキャラクターがうまいこと表現されてたと思う。

あと何気に良いなあと思ったのが、グルーや適役のベクターが扱う乗物。何かすっごい滑らかなんだよね、ジェットなんかが飛んでるときの動きが。

ちょっと無機質なくらい静かで滑らかなんだけど、僕としてはかなーり好みの感覚。なかなかないんだよなあ、あそこまでフワッとした感じって。アクションシーンでも機械の動き自体はかなり静かで、そのおかげか人物の動きに集中できる。

ふつうはけっこうガチャガチャやっちゃうんだけどなあ周りも。何だろ、3Dと関係あるような気もするけど、どうなんだろ。

後は劇中に出てくる絵本も素晴らしい。指とか入れて動かすやつ。あーゆうのって実際にもけっこうあるもんなのかなあ。すげーステキ。

てわけでけっこう小道具なんかもしっかりしてて、全体的にかなり楽しめた。

三姉妹が孤児だったりとか、いい具合に哀しい要素があるのも良い。そいえばアメリカの3Dアニメにはどこかしらそーゆう要素があるよなあ。笑いと哀しみの配分が絶妙とゆうか。

サクッと気負わずに観れて、さわやかな感動を貰える楽しい映画。続編もますます気になってきちゃったなあ。

おわり。こーた ( @cota1Q82 ) でした。

怪盗グルーの月泥棒の作品情報

iTunesはこちら → 怪盗グルーの月泥棒(日本語吹替版) / (字幕版)

予告編はこちら (2分ほどの動画だよ) 。

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