ニキータ (1990)【映画068】

      2014/10/31

泣き虫の殺し屋、ニキータ。

ニキータ

『ニキータ (Nikita)』鑑賞。1990年フランス。リュック・ベッソン監督。117分。

パリを舞台に、警官3人を殺害し終身刑を言い渡された不良娘ニキータ (アンヌ・パリロー) が政府の秘密機関に見出され、暗殺者としての道を歩む。次々と下される暗殺指令を着実にこなしていく血みどろの日々。しかし、出口のない暗黒の世界で真実の愛を知ったとき、彼女の中で何かが変わり始めた。

via: Amazon内容紹介

主演はアンヌ・パリロー。共演はジャン=ユーグ・アングラード、チェッキー・カリョ、ジャンヌ・モロー、ジャン・レノなど。

リュック・ベッソンといえば『レオン』だけど、哀しき殺し屋モノ (て別にシリーズってわけじゃないけど) でいったら本作のほうがぼくは好き。て比べるもんでもないんだけど。

めちゃくちゃスタイリッシュでエッジの効いた映像センスがかなりカッコよくて、やっぱり若い頃のベッソン監督って勢いあるなあ、てのが画面からひしひしと伝わってくる。

細かいところはけっこう無茶苦茶なんだけど、センスと疾走感でストーリーの大雑把さをまるっと覆い隠しちゃうあたりは実にフランス映画らしい。何だか物悲しくて破滅的なところも嫌いじゃない。

アンヌ・パリロー

この映画は何といっても主演アンヌ・パリローの魅力に尽きる。キュートで美しい不良からレディへと変身していくところなんかもステキ。

ちなみに変身パートでは教師役のジャンヌ・モローもさすがの存在感で、とてもカッコいい。

めちゃくちゃ華奢な女のコが殺し屋、とゆうギャップについつい惹き込まれてしまうんだよなあ。一番好きなシーンはホテルのバスルームのシーンスナイパーを描いたシーンの中では映画史上ベストの緊張感ではないだろうか。

あとこれはニキータが華奢ってこととも関係するんだけど、銃がすっごい重そうに見えるのもいいなあと思ったポイント。実物持ったことないからよく知らないけど、銃って実際はかなり重いらしいし、打った後の反動なんかもすごいらしい。

そーゆう重厚感がすごいよく出てるとゆうか、少なくとも片手でバンバン連射はできなさそうに見えるところが素晴らしい。銃声のSEもやたらとデカくて、音からも「重み」を感じることができる。

チェッキー・カリョとジャン・レノ

ニキータを取り巻く男性陣もめちゃくちゃ魅力的。

まず教育係で上司のチェッキー・カリョがかなりカッコいい。この映画以降に出演したハリウッド映画では悪役ばっかりだけど、つかこの映画でもある意味悪役なんだけど、ただの悪いヤツ以上の深みがあってビックリした。

恋人役のジャン・ユーグ・アングラードとのラストシーンはめちゃ良い雰囲気。展開はかなり唐突、とゆうか、残された男2人のシーン撮りたかっただけだろ感が凄まじくて笑、かなり強引なんだけど、それでも画になってるから許せちゃうくらいに素晴らしい。

“掃除屋”役のジャン・レノは、最後の最後で全部持ってっちゃうかなりオイシイ役どころ。レオンの前日譚的な雰囲気もある。

薬品使って死体処理するバスルームのシーンが好き。相手が生きてて慌てふためいてるところすらカッコいい。

さいごに

続編的なドラマ (アメリカ) があるらしいんだけど、観たことない。ラストは確かに続けられる感じにはなってるし、「その後」は確かに気になるけれど、実際に作っちゃうと何だか野暮な気がするなあ。それくらいラストの余韻が心地いい。

ちなみにドラマ版はマギーQ主演マックG監督、てのはちょっと魅力的な組み合わせだなあ……。

おわり。パリの暮らしに憧れるひと・こーた ( @cota1Q82 ) でした。

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 -1990年代の映画 ,

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