ラッキーナンバー7 (2006)【映画075】

      2014/10/31

すべては〈幸運のナンバー7〉から始まる。

ラッキーナンバー7

『ラッキーナンバー7 (Lucky Number Slevin)』鑑賞。2006年アメリカ。ポール・マクウィガン監督。111分。

ニューヨークにやって来た青年スレヴン(ジョシュ・ハートネット)は友人に間違えられ、大物ギャングのボス(モーガン・フリーマン)に拉致されてしまう。ボスは借金返済の代わりに敵対するギャング、ラビ(ベン・キングズレー)の息子殺害を命令。しぶしぶ了解したスレヴンは、その後まもなく今度はラビに誘拐される。

via: シネマトゥデイ

伏線回収系

広げられた伏線が、とってもきれいに畳まれる映画である。

始まってからしばらくは話がどこへ向かってるのかよくわからなくて、断片的なエピソードやキャラクタがたくさん提示されてちょっと混乱するのだが、後半見事に収束していく。

でも何だかちょっとキレイにまとまりすぎというか、カンペキに畳んじゃったせいで逆にこじんまりしちゃったなあという感じもする。「よくできました!それで?」みたいな。

ちょっと前まではこの手のキレイな展開って大好きだったんだけど、最近は最後ちょっとだけ破綻してるほうが面白いと感じるようになってきてるからなあ。

ブロックをカンペキに積み上げるよりも、最後それを壊すところまでみたい、そんな感覚。

半裸のジョシュ

主人公はジョシュ・ハートネット。カッコいいんだか何なんだかよくわからない青年だが、前半のすっとぼけた感じは見事にハマっている。二枚目の好青年が三枚目を演じると一層カッコいいからなあ。つかこんな感じの役者さんだったっけ。

だいぶ長いこと腰にタオル巻いただけの半裸状態なのがかなーりジワジワ笑える。もういっそのこと最後まで服着させてもらえない感じで引っ張るのかなあとも思ったんだけど、それはそれで見てみたい気もする。てそれじゃコメディになっちゃうか。

なにこの豪華キャスト!のわりに見せ場が……

大好きなブルース・ウィリスが伝説の殺し屋、て配役だけでもうかなりグッときてしまう。やっぱり拳銃を構える姿のカッコよさは指折りだなあ。2丁拳銃ちょーカッコよくてそのシーンだけでも一見の価値アリ。

敵対する二大マフィアがモーガン・フリーマンとベン・キングスレー。

モーガン・フリーマンて、マフィアだろうが強盗だろうがだいたいいつも最終的には良いひとだよね。きっとこの映画でもそうなんだろうなあ、なんてことを考えながら観てたんだけど……。あんまり書くとネタバレになっちゃうからやめよう。

モーガン・フリーマンの重厚感ある悪役ぶりに対して、ベン・キングスレーの小悪党ぶり笑、かなり好きな雰囲気。ちょっと落ち着きなかったり、あんまり怖そうに見えないあたり素晴らしい。なんだろ、背格好もあるのかなあ。

ヒロインはルーシー・リュー。とにかくすんごいカワイらしい。どっちかてゆうともっとクールビューティなイメージだったけどなあ、新境地。ジョシュとの掛け合いはずっと観ていたいと思えるほどカワイ楽しい。

あと地味に大好きなスタンリー・トゥッチが出てるのも嬉しかった。

こんだけ豪華なのに、それぞれに見せ場らしいものが用意されてないのがちょっと残念。全員がどっかしらで一回はちゃんと活躍してくれたらよかったんだけどなあ、この展開だと難しいのかな。

よくできてるけどそれで?と思ってしまうのはこの見せ場の少なさが原因なのかもしれない。

さいごに

過去の名作からの引用がいたるところで出てくるのもステキで、良いスパイスになってるのも映画好きには堪らない。て半分くらいしかわからなかったけど。

もっとたくさん映画を観てから、いつかまた観返してみたらもっと楽しめそうな気もする。

出演陣も豪華だし、スカッとすること間違いなしの観ていて楽しい映画。大逆転で騙されたいときにおすすめ。

おわり。こーた ( @cota1Q82 ) でした。

にほんブログ村 映画ブログ おすすめ映画へ

 -2000年代の映画 ,

ad

スポンサーリンク

  関連記事

シービスケット (2003)【映画063】

一度や二度のつまずきは誰にでもある。

アイ, ロボット (2004)【映画】

『アイ, ロボット』鑑賞。20年後なら十分あり得るんじゃないかと思えてしまう近未来。何年か前に観たときはまだまだ遠い未来に感じたんだけどなあ。原作も読んでみたいです。

北の零年 (2005)【映画087】

刀を捨てたサムライ。夢を信じることが、最後の武器だった。

ディパーテッド (2006)【映画079】

男は、死ぬまで正体を明かせない。

ボーン・アルティメイタム (2007)【映画039】

『ボーン・アルティメイタム』鑑賞。最初っから最後まで突っ走りまくりなので疲れますが、確実に楽しめる鉄板シリーズ、完結編です。

猫の恩返し (2002)【映画032】

全体的にほのぼのとしていて落ち着きます。なーんにも考えずにサクッと観られて、愉快な気持ちにさせてくれる映画です。

イエスマン “YES”は人生のパスワード (2008)【映画】

それは、今まで誰も気づかなかった幸せになる方法。

ナイト ミュージアム2 (2009)【映画】

歴史も宇宙も美術も!世界最大の博物館が動き出す!!

アフタースクール (2008)【映画029】

『アフタースクール』鑑賞。再鑑賞でしたが、展開すっかり忘れてたのでまた騙されてしまいました。見事な伏線回収にスッキリ。

7つの贈り物 (2008)【映画062】

あなたなら、受け取れますか?

ad

スポンサーリンク

  Message

メールアドレスが公開されることはありません。

ad

スポンサーリンク

長いお別れ【映画感想】岸辺の旅(2015)

物理学に、ホール(正孔 / せいこう)という考え方がある。 整然と並んだ電子の列で、そのうちのひとつ

終わるまでが戦争です【映画】日本のいちばん長い日(2015)

降伏か、本土決戦か__。

迷路荘の惨劇 (横溝正史)【読書】

角川文庫・金田一耕助ファイルの8冊目『迷路荘の惨劇』を読みました。子どものころハマった金田一を、1年

ゼッタイ押すなよ!【映画】人生スイッチ (2014)

押したら、さいご。

マイベストグルメ!〜2015上半期〜

2015年の上半期に行ったお店の中から、特に美味しかった5店舗を選んでみました!

  • ランキングに参加しています。当ブログの順位は以下から確認できます。

    にほんブログ村 映画ブログ おすすめ映画へ

    ブログランキングならblogram track feed コタノト!



  • follow us in feedly