トランスポーター (2002)【映画099】

      2014/10/31

プロの運び屋、依頼品はいつもワケあり。

トランスポーター

フレンチアクションの傑作シリーズ。何だかこの1作目だけ公開時に映画館へ観にいった記憶があります。何も考えずに観られるアクション映画って最高です。

ぼくは本作とおなじリュック・ベッソン製作の『TAXi』シリーズが大好きなんですけど、本作は『TAXi』のカーアクションにマーシャルアーツ的な格闘の要素もプラスしたような、お得感満載の映画です。

製作チームがおんなじだからまあ当たり前なんですけど、ノリもけっこう似てるんですよね。軽快なヒップホップ系の音楽にノって、キレイなカーチェイスが展開されます。

そいえばカーステレオ止めたらBGMも止まる、て演出はオシャレだったなあ。

カーチェイス自体は笑っちゃうくらいマンガっぽい動きです。どっちかってゆうとリアルなカーチェイス (ボーンシリーズとかみたいなやつね) のが好きなんですけど、ここまでやってくれるとだいぶ痛快です。『ルパン三世』みたいなカーチェイス、実写でもかなり近いところまでできるようになったんだなあ。

車はアウディのイメージが強かったんですけど、1作目はBMWなんですね。アウディは2作目以降か。洗車してるシーンがすごい好きで、こっちまでムダに洗車したくなってしまいます。

フランク役のジェイソン・ステイサムは何であんなカッコいいんだろ。アクション映画とハゲって相性いいように思います。ブルース・ウィリスの流れかなあ。

仕事のルールが良いですね。3つって数も絶妙です。で、そんな几帳面な男が、情に動かされて自らのルールを破ったことで計画が狂って……、みたいな展開も素晴らしいです。

会話がイチイチおしゃれなのはやっぱりフランス映画だからかな。タルコーニ警部との何気ない会話とか、ステキです。料理のはなしがやたら出てくるのはちょっとわざとらしいですけど。フランス人てのを意識させたいんだろうか。

そいえば「料理人は疑え」みたいなことをタルコーニ警部が言うんですけど、あれはことわざか何かなのかな。

警部っていえば、映画の中のフランスの警察って何でいっつも無能なんだろ。リュック・ベッソンの映画だけかなあ。違うひとのでも似たような扱いだったような気がします。どーゆう位置づけなんだろう。アメリカ映画でCIAはいつもヤなやつだったりとかそーゆう感じなんだろうか。

中盤はダレるところもあってちょっと退屈なんですけど、ヒロインはムダにすんげーカワイイです。んでそのお父さんがみごとな森進一ぶり笑。

もっともりもりカーチェイスしてるイメージだったんですけど、すごいのは最初だけで、あとはけっこう格闘メインですね。ムダに脱いだり笑、ムダにオイルだったり笑、ムキムキアピールすごいです。カッコイイ!

何だかリュック・ベッソンてひとは細かいとこから全体の流れまで、「辻褄を合わせる」て考えかたがもう圧倒的に欠如してるんじゃないかと思います。

サイドミラーが壊れてたり直ってたり逆だったり、どーやってその方向に移動したんだよとか、コンテナ2台あったのに1台どっかいっちゃったりとか。おかしくね?て感じでツッコミだしたらキリないです笑。

でも何かそんなヤケクソさもギリギリ許せちゃうようなところもあるんだよなあ。登場人物のキャラクタがある程度しっかりしてるからかな。

カッコよくてバカバカしくてオシャレでツッコミどころ満載て、よく考えたらすごい映画なんじゃないか笑。

おわり。続編も面白いんでつづけて観ますー。

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『トランスポーター (Le Transporteur) 』。2002年フランス。ルイ・レテリエ / コリー・ユン監督。93分。

南仏に暮らすフランク (ジェイソン・ステイサム) はプロの運び屋。”契約厳守””名前は聞かない””依頼品は開けない”という3つのルールの下、高額な報酬と引き換えにワケありの依頼品であろうが正確に目的地まで運ぶ。この日も依頼品である3人の強盗犯を愛車に乗せ、追走する警察を見事に振り切って目的地に送り届けた。そんなフランクにある組織から新たな仕事が入る。いつも通り車のトランクに依頼品のバッグを積み、目的地へと向かう。が、道中でバッグに不審を感じたフランクは、自らのルールを破ってつい開けてしまう。すると、そこには手足を縛られた中国人美女 (スー・チー) が入っていた…。

via: allcinema

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