いまを生きる (1989)【映画107】

      2014/11/13

その人はひらめきと、そして人生の素晴らしさを教えてくれた……。

いまを生きる

『いまを生きる (Dead Poets Society) 』鑑賞。1989年アメリカ。ピーター・ウィアー監督。128分。

1959年、バーモントにある全寮制の名門進学校にやって来た新任の英語教師 (ロビン・ウィリアムズ) 。破天荒な授業を通して、詩の美しさや人生の素晴らしさを説く教師に惹かれていった生徒たちは、彼がかつて学生だった頃に作っていた”死せる詩人の会”という同好会を自分たちの手で復活させる。ドラマの背景となる、初秋から冬にかけてのニューイングランド地方の風景も美しい。

via: allcinema

つーわけで、ロビン・ウィリアムズいいひとシリーズである。『グッド・ウィル・ハンティング』といい、「破天荒な良い先生」てのが実によくハマるなこのひとは。

こーゆう映画は若い頃に観るべきなのかな、と思ったのだが、一方で若い頃に観て果たして良さがわかるのか、とも思う。

そーいえば二十代前半に友人に薦められたことがあるけれど、何だか薦められると観る気失くすんだよなあと思って、観てなかったんだった。

そんな天の邪鬼なヤツが観たところで、大して響かなかっただろう。まあ、いま観てもそれほど良い映画だとも思わなかったんだけど。

言ってしまえば、アメリカ版の金八先生である。「詩」の授業ってのは、むこうでは国語の授業、てことだよな。

日本の高校でゆうところの「古典」みたいな感じだろう。金八先生も専門は国語だから、そのあたりも似てると言えば似ている。

Seize the Day

原題は、生徒たちが復活させた「死せる詩人の会」とゆう同好会の名前。このあたり何が楽しくて詩なんか読むのか、ちょっとよくわからないところがあった。

単に夜中抜け出したい口実なのかと思ってたけど、どうもそれだけじゃないっぽい。

邦題は劇中でも出てくる「Seize the Day」から。こっちのほうが内容ともマッチしてるし、シンプルでいいタイトルだと思う。

成長とかしなくていい

風変わりな先生に影響されて、成長していく若者たちが描かれているわけだが、ぼくはつくづく「若者の成長」なんてものに興味がないんだなあ、と感じた。

とゆうか、若者に限らず「成長」がテーマの作品て、苦手なのかもしれない。この映画があまりハマらなかったのも無理ないか笑。

大人たちの不愉快さ

この手の学園ものを観ていていつも思うのは、無理解な大人たちの不愉快さだ。あれはどこから来るのだろう、てのがちょっと気になった。

あまりにステレオタイプな設定が腹立たしいのだろうか。そんな一方的な親はいないよ、みたいな。

親の無理解から、物語は衝撃的な結末へと進む。陽気な青春映画なのかと思ってい観ていたので、あまりの急展開にかなり驚いた。

んでそこからの (ストーリー的な) 破綻ぶりもヒドい。つかモンスターペアレントの走りだな笑。

思うに登場人物が多すぎるんだよなあ。だから全部唐突に感じてしまう。

生徒たちはみんな顔が似てるから、誰が何だかよくわからない。ロビン・ウィリアムズも、そこまで良い先生ぶりを発揮しているようには思えなかったし。

生徒の主要メンバーをもうちょっと絞って描いてくれたら、もっと入り込めたんじゃないかな、とゆう気がする。

ちなみに、イーサン・ホークがメインな生徒役で出ていた。ちょー若いころのイーサン・ホークを観れて、何だかちょっと得した気分になった。

まとめ

美しい四季の風景といい、すっごい文芸的な映画だなあと思った。無性に古典を読みたくなる。そんな雰囲気にさせる、キレイな映画だった。

て文句ばっかり書いたから、まるで説得力ないか笑。

おわり。

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