ジャッカル (1997)【映画】

      2014/10/31

毒には、毒を。

ジャッカル ブルースウィリス リチャードギア

『ジャッカル (The Jackal) 』鑑賞。1997年アメリカ。マイケル・ケイトン=ジョーンズ監督。125分。

名作『ジャッカルの日』を現代に舞台を置き換えて大胆に翻案。謎の殺し屋ジャッカルと、彼を追う元IRAテロリストの死闘を描くサスペンス。

via: allcinema

主演はブルース・ウィリス、リチャード・ギア。共演にシドニー・ポワチエ、ダイアン・ヴェノーラなど。

これが伝説の殺し屋?

変装や、標的に接近するまでの描写は面白いのだが、全体的に何ともチグハグ。これじゃ伝説の殺し屋っぽさを微塵も感じない。何とゆうか、あんまりプロっぽくないのだ。

つかさ、伝説の殺し屋が一撃必殺の仕事をハイテクに頼るって何なの?しかもあんなにデッカいガトリングガンいらねーだろ笑。百歩譲って、連射機能は絶対に必要ない笑。

当時はハイテクでも、今観るとかなり古くさい。それでアホ臭く見えてしまう、てのはあるのかもしれない。映画は何年も残るものだから、やっぱりこーゆう映画で最先端はあんまり使うべきじゃないんだな、てのが本作を観るとよくわかる。

武器がデカいから持ち運ぶのが大変だとか、台座を発注するイアン (ジャック・ブラック) との件なんかはそれなりに見応えあるんだけど、結局のところ「サスペンスのためのサスペンス」みたいになっちゃってて何とも惜しい。

いつもと違うキャラクタ

ブルース・ウィリスは珍しく完全な悪役。悪物側でも哲学があって根は良いヤツ、みたいな役はときどき見かけるようになったが、このジャッカルは極悪非道で良心が全くない。

人相が悪いからか、冷徹な殺し屋とゆうのはそれなりに似合うのだが、「美学」みたいなものを全く感じないのが何とも残念でならない。

つか後半はタダの殺人鬼じゃん笑。イザベラ (マチルダ・メイ) の家の件とか、何しに来たのか意味不明。自分の正体を知るものは消すってこと?つかいないんなら、わざわざ刑事を殺さなくてもいいじゃん。

けどやっぱり佇まいはカッコよくて、展開はヤケクソでも何かそれっぽく見えてしまうのはさすがウィリスだと思った。金髪カッコイイしね。

リチャード・ギアも珍しく武闘派な役どころ。プレイボーイで女子の味方アピールはあいかわらずだけど笑。

クールでナイスガイなイメージのギアが熱い男で、いかにも男臭いウィリスが冷徹な殺し屋、てゆうキャラクタのコントラストがなかなか面白い。

けどギアのアクションシーンはイマイチ迫力に欠ける。このあたりやぱゴリゴリのアクションスターじゃないからなあ。

ジャッカルの作戦に気づいたりとか、知的なシーンはそれなりにカッコイイんだけど、やっぱり女性を口説くシーンが一番ハマっていた。天性のプレイボーイぶり笑

つか脇役のヴァレンティーナ (ダイアン・ヴェノーラ) とプレストン副長官 (シドニー・ポワチエ) のほうが何気にかなりカッコイイ。あと最終的にはイザベラが一番おいしいとゆう謎展開笑

役者さんやキャラクタはそれなりにしっかりしてるのに、ストーリーや展開がこれでもかってほど脚を引っ張っている感じ。つくづく惜しい。

さいごに

ヨットハーバーとか地下鉄とか、舞台も悪くないんだよなあ。けどアクションの質とスケール感のせいで、結局は全部トーンダウンしてしまう。

音楽なんかもそれなりにカッコイイんだけど、その割にテンポはイマイチ。やっぱり時代もあるのかなあ。90年代ってこーゆうアクション映画が多かったように思う。とにかく全てがムダにハデで、それなりに楽しめるんだけど、何か過剰なんだよなあ。

元ネタの名作『ジャッカルの日』はあんまり憶えていないけど、全然違うんだよなあたしか。また観たくなった。

おわり。

▼▼▼▼

本作は劇場公開時、映画館へ観に行った作品。ウィリス好きだし (昔も今も) 、当時は面白かった記憶がある。だから久しぶりに観てみたんだけどなあ……。

時間が経つと、映画自体が古びたり、こっちも歳をとったりして興味が変わってくるのかもしれない。

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ちなみに、あらすじはこんな感じ。

ロシア・マフィアの一員がFBIの手入れで死亡。激怒したボスは、ジャッカル (ブルース・ウィリス) を雇い米国要人の暗殺を依頼する。一方、その動きを察知したFBIのプレストン (シドニー・ポワチエ) は、ジャッカルを詳しく知る元IRAの囚人デクラン (リチャード・ギア) に協力を要請。だが、ジャッカルの標的はデクランの思いもよらぬ人物だった。

via: allcinema

iTunesはこちら。▷ ジャッカル(字幕版)

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