サンシャイン/歌声が響く街 (2013)【映画】

      2014/10/31

人生はままならない。でもいつか必ず、太陽は輝く。

サンシャイン 歌声が響く街

試写会にて『サンシャイン/歌声が響く街 (Sunshine on Leith) 』鑑賞。2013年イギリス。デクスター・フレッチャー監督。100分。

スコットランドのバンド、The Proclaimersの音楽から着想を得た、とある田舎町の人間模様を描いたハートウオーミングなミュージカルを映画化。スコットランドの田舎町で、結婚25周年の夫婦やアフガニスタンから帰ってきた息子らが、さまざまな問題に直面する様子が描かれる。

via: シネマトゥデイ

主演はピーター・ミュラン。共演にジェーン・ホロックス、ジョージ・マッケイ、アントニア・トーマス、フレイア・メイヴァー、ケヴィン・ガスリー、ジェイソン・フレミングなど。8月1日公開。

ミュージカル映画は何だか食わず嫌いなところがあって今までずっと敬遠していたのだが、本作ではじめて鑑賞。何となーくだけど、楽しみかたが掴めたような気がする。

突然歌い出す

タモリさんもよく言ってるけど、突然歌い出すのが違和感アリアリで最初は面食らったのだが、我慢して (笑) 観てるとだんだんと慣れてくる。とゆうよりも後半は歌い出すことを期待しはじめてる自分がいて、何とも不思議な感覚だった。

何だろ、時代劇に近い感覚かなあ。そろそろ歌い出すぞこいつら、来るぞ、来るぞ、来たー!みたいな安心感とゆうか何とゆうか。

逆に、「あ、そこで歌うんだ」とか「歌わないんかい!」みたいにハズされるところもあって、ドリフの笑いみたいだなあなんてことも思った。何とも邪道な楽しみかた笑

ストーリーはちょっと退屈

ストーリーは至ってシンプル、つかほとんどあってないようなもんで、退屈とゆうか残念とゆうか。けど逆に、それこそ「歌」とゆうミュージカル映画の醍醐味そのものに集中できてよかったようなところもある。

このあたりはミュージックビデオを観てるような感覚かなあ。MVだってちょっとしたストーリーがあったりするし、中には映画かよと思うほどよくできてるものもある。つかMV出身の監督さんなんかもけっこう多いしなあ。

そーゆう意味ではミュージカル映画を、ストーリーパート長めのMVとして観ると、すんなり入っていけるような気もする。

つかミュージカル映画のストーリーって、どれもけっこうこんな感じでわかりやすいんだろうか。他の有名な作品もいろいろ観てみたい。

基本的には言葉では表しづらい感情を歌にのせて、て感じなのかと思ってたんだけど、必ずしもそーゆうわけでもないみたいでちょっと驚いた。

もちろんそーゆう感情表現の歌がメインなんだけど、中には恋人との (単なるある夜の) 去り際に、帰ってほしくないとか今日は帰るとか、けっこうしょーもない内容の歌もあったりして笑える。

つかこれって歌は映画オリジナル、ではないのか。説明を読むとThe Proclaimersてバンドの音楽が元になってるのね。洋楽全然詳しくないけど、それにしても知らない曲ばっかりだったなあ。

知ってる曲も出てくると、それはそれでまた違った楽しみもあるんだろうなあ、なんてことも思った。『マンマ・ミーア!』のABBAとかね。

スコットランド訛り

歌だけじゃなくて、役者さんもあんまり知らないひとばっかりだったなあ。主演のピーター・ミュランはちょっとトミー・リー・ジョーンズに似てるなとか、そんなことをずっと考えてた (映画に集中しなさい笑) 。

それと、舞台がスコットランドのリースって街なんだけど、セリフもほとんどがスコットランド訛りで、これがホントに聞き取りにくい笑。それこそ英語を喋ってるとは思えないほど、何言ってんのかさっぱりわかんない

ぼくはそんなに英語が分かるわけじゃないけど、普段は字幕見ながらだったら多少は聞き取れたりもする。

ポイントになる単語くらいは拾えるし、「へーそんな訳になるんだ」とか「英語の表現だとそう言うんだ面白いな」とか考えながら観るのも楽しかったりするんだけど、本作はそーゆうのが全くもってムリだった。

今ひとつストーリーが響かなかったのは、このスコットランド訛りとも微妙に関係があんのかなあなんてことも思った。

スポーツみたいなライヴ感

観ているときはまずまず楽しめたんだけど、今これを書くために振り返ってみると、どのシーンがよかったとかの記憶が全然なくて驚いた。良い意味であまり心に残らない。

三谷幸喜さんが理想の喜劇の条件として「観てるときはサイコーにおかしいけど、終わって劇場の外に出たら綺麗サッパリ内容を忘れてる」てのをよく挙げてるけど、ぼくが今回ミュージカル映画に持った印象ってまさにこんな感じ。

もうね、ライヴ感がハンパないの。それこそ観てるより参加したほうが楽しいじゃないかなあ。

『アナ雪』(未だに観ていない笑) を観ながら一緒に歌える映画館がある、なんてニュースで聞いたときには「気持ち悪っ」て思った (ごめんなさいごめんなさい) けど、何となく意味がわかったような気がした。

ミュージカルは一緒に歌って踊ったほうが楽しいもんゼッタイ。座ってじっと観てなきゃいけないのが最後のほうになると苦痛とゆうか、何だかウズウズしてくるんだよね。

これってスポーツに近いよなあなんてことも思った。ライヴ感もだし、たくさんのひとが参加して歌って踊って、てのが何かスポーツの団体競技みたい。

大勢の出演者 (だけじゃなくてスタッフもか) が一致団結して作り上げてるラストシーンなんてホントにスポーツみたいだった。オリンピックの開会式なんかも近いものがあるなあ。イベント感がスゴイ。

ま、開会式みたいなイベントって、ぼくは大っ嫌いなんだけどね笑。そもそも団体行動が苦手だし笑

まあそんなこと言ったら歌ったり踊ったりとかも苦手なんだけど、とにかく何か楽しそうだな、てのはよく伝わってきた。

なるほど逆にオリンピックの開会式も、このテンションで観たら楽しめるのかも。次の五輪は開会式もちゃんと観てみよう、かなあ笑。

さいごに

つーわけで、本作の感想ってよりは、ほとんどミュージカル映画デビューの感想になってしまった。

はじめて観るミュージカル映画としては、なかなか観やすかったんじゃないかと思う。わかりやすいおはなしだしね。ちょっと退屈で、感動できるかどうかってゆうとまた別だけど。

他の名作もいろいろ観てみて、どのミュージカル映画が面白いとか好きとか探してみたくなった。新たなジャンルの開拓。

タイトルは知ってるけど観たことない、て作品だけでもかなりの数があるからなあ。楽しみは尽きない。コツコツ観ていこーっと。

おわり。

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あらすじはこんな感じ。

スコットランドのリースで生活しているロブ (ピーター・ミュラン) とジーン (ジェーン・ホロックス) のもとに、兵役を終えた息子のデイヴィー (ジョージ・マッケイ) が帰ってくる。デイヴィーは、妹のリズ (フレイア・メイヴァー) の紹介で出会ったイヴォンヌ (アントニア・トーマス) と瞬く間に恋仲になる。そんな中、ロブが24年前に交際していた女性の葬儀の連絡があり、彼女には娘がいることが発覚する。

via: シネマトゥデイ

予告編は以下 (1分50秒ほどの動画) 。

 -2010年代の映画 ,

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