記憶探偵と鍵のかかった少女 (2013)【映画】タイッサ・ファーミガの美貌にやられる!

      2014/10/31

真実を知りたければ、思い込みを捨てろ。

記憶探偵と鍵のかかった少女

試写会にて『記憶探偵と鍵のかかった少女 (Mindscape) 』鑑賞。2013年アメリカ。ホルヘ・トラド監督。99分。

他人の記憶に入り込める特殊能力を持つ探偵が、謎めいた依頼人の少女の記憶に隠された謎に迫るミステリー。

via: シネマトゥデイ

主演はマーク・ストロング。共演にタイッサ・ファーミガ、ノア・テイラー、ブライアン・コックスなど。9月27日公開。

他人の記憶に入って、事件を解決する記憶探偵。何ともワクワクする設定じゃないか。

製作はジャウマ・コレット=セラ。監督作の『アンノウン』や『フライト・ゲーム』がかなり好みで面白かった、てのもあってけっこう期待していた。

けど前半はかなり退屈で、やっぱ監督違うひとだとトーンダウンだなあなんて思っていたのだが、ラストの畳み掛けはサイコーに素晴らしかった

しっかり帳尻を合わせてくれた格好で、心地いい満足感をえることができた。何だか細かい仕掛けが満載だったっぽいから、もう一回観て答え合わせしたい!

頭の中がグワンと回転

ラストの収束っぷりがとにかく素晴らしい。脳みそがグワンと一回転して、椅子から転げ落ちそうになる。これ、視覚効果じゃ、ないよね笑?

何気ないシーンのすべてにちゃんと意味がある。なんつーといかにも安っぽいけど、ホントにあれこれ繋がり出して、ちょっとあたふたしてしまった。

もうね、いろんなピースが頭の中でカチカチと音を立ててハマっていくの。快感。

つか前半退屈だったのは油断させるための作戦だったんじゃないかってほど、後から考えると伏線まくる。正直全部追えてないと思うし、答え合わせにもう一回観たいホント。

記憶探偵

ジャウマコレットセラ監督の映画は、ヒッチコックを感じさせるテイストなのが好きなんだけど、本作もまずまず雰囲気は似ている。

記憶探偵とか設定はちょっと未来っぽいのに、静かな雰囲気でレトロ感漂いまくりってゆう、ちょっと不思議な雰囲気のサスペンススリラーに仕上がっている。

ただしあんまり怖さはないかな。あーここ脅かしなんだろーな、てシーンはたくさんあるんだけど、ぶっちゃけ暗いし早すぎて何だかよくわかんないんだよね笑。

何だかわらかない恐怖、てあるけど、本作は「何だかわからない」だけで終わっちゃってるシーンが多くてちょっともったいない。

あと「よくわかんない」繋がりでゆうと、謎がちょっと多すぎんのかなって気もした。もうね、疑惑のオンパレードすぎて、イマイチ入り込めなかった。

いや、これは焦点を絞らせない企みなのかもしれないな。実際何を追いかけてんのか分からないってゆう面白さはあったわけだし。手探り感が、いいね!

ミスリード、てのとはちょっと違うよーな気もするけど、謎が多すぎて視点をずらされた、て感覚は少なからずある。

いや「ズレる」てゆうよりは「ボヤける」て感覚のほうが近いかな。現実なのか記憶なのか、みたいな物語の曖昧さともちょっとシンクロして楽しい。

あとこれは物語の核心にも触れることだから詳しくは書かないけど、記憶はあくまでも記憶であって、全て真実ってわけではない、てのもポイント。

このあたりもう一回観たらトリックを見破れるのか、てのがすごい気になる。

ステキな小道具

プロモーションでは美術がいいのかなと期待してたのだが (キレイな世界観の映画って好き) 、それほどでもなかった。

やたら階段を上から撮ったカットが多くて、たぶん「記憶の階段」的なことを暗示したかったんだろうけど、あそこまでやられるとだいぶあざとい。

つか全体的に画の面白味に欠ける、てのがかなーり残念なんだよなあ。ヒッチコックにも展開が今ひとつな作品はたくさんあるけど、画は素晴らしいからあんまり退屈に感じなかったりする。

セラ監督も映像が楽しいんだよなあ。サスペンスてすんげー細かいところで差が出るような気もするし、そのあたりはセンスなのかな。

技術的なことって詳しくはわからないけど、わずかな違いで「面白い」と「退屈」が分かれちゃうってのが何とも興味深い。何が違いを生み出すのか、てのはちょっと勉強してみたい気もする。

セットがイマイチな代わり、てわけでもないけど、小道具はなかなかよかった。メトロノームとかペーパーナイフとか。

特にメトロノームは欲しくなる笑。集中したいときに掛けると良さげだよなあ。

あと道具ってわけじゃないけど、記憶に入っていく方法があんまり大掛かりじゃない、てのも良かった。あーゆうのって細かく説明すればするほど、嘘っぽくなっちゃうんだよね。

何だかわからないけど記憶に入れます、次!みたいなほうが、まあそーゆうもんなのかなって感じで、はなしにスッと入っていける。

タイッサ・ファーミガの超絶美貌!

ここまでいろいろと書いてきたけど、この映画最大の魅力は、アナ (タイッサ・ファーミガ) の美貌!とにかくこれに尽きる。もうね、他のことはどうでもいいの正直笑

ドアップにも十分耐えうる美貌、とにかく美しい。あまりに美しすぎて畏れさえ抱いてしまう。美人すぎる、てのも考えものなんだなあ。

何気にグッとくるのが、そんなちょー美貌まくるタイッサが、全然着飾ってないってところ。全編軟禁 (監禁?) 状態だから、ほぼ部屋着なんだよね。パジャマ姿がカワイらしい。ふくらはぎまで美しい

あー、でもラストのワンカットでちょっと本気出してくるんだけど、あのまきまきヘアもステキだったなあ笑。今までのラフな格好はフリか!てほどにステキまくる。結局は何着てもカワイイんじゃねーか笑。

つかこの映画、キャストはタイッサだけじゃなくてみんな素晴らしい。

主演のマーク・ストロングは落ち着いた佇まいがカッコよかった。スラッとした長身で、ぼくの大好きなカッコイイハゲアタマ笑

何かシャープになったブルース・ウィリスて感じだなあ。そいえば記憶の中でじっと様子をうかがってる感じは、『シックス・センス』ぽい雰囲気があった。

大好きなブライアン・コックスは、相変わらずの悪人顔笑。もうね、出てきた瞬間から怪しいんだよあんた笑。けどそんないかがわしさを逆手に取ったようなポジションなのが面白かった。

ノア・テイラーは老けたなあ、つかクセのある役者出すぎで楽しい。あのシワは特殊メイク?あんなシワシワだったっけ?『シャイン』の音大生はいずこ。老けすぎててちょっと悲しいなあ。

さいごに

予告とか宣伝でハードルあげまくってるせいか、オチそのものにそれほどの驚きはなかった。

それでも謎が解けるスッキリ感はちゃんと得られるし、それでいて何だかモヤモヤが残るラストはかなーり好み。どんよりとした気持ちで終わっていくってのもなかなか余韻があってよかった。

まあ、あんだけ美少女だとね、勘とかいろいろ鈍っちゃうよね笑。もう男ってホントバカ笑!

おわり。

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オマケ

プレスシート

記憶探偵と鍵のかかった少女 プレスシート

ネット口コミキャンペーンとやらで、プレスシートなるものをいただいた。今年になってから試写会けっこう行ってるけど、こんなん貰ったのはじめてだ。

メディア用のカタログみたいなもので、非売品だそうだ。

ブログやSNSで感想を書く、てのが貰える条件。ぼくは試写会で観た映画の感想は、基本すべてこのブログに書いているので、こーゆうのはありがたい。

他の試写会でもやってくれると嬉しいなあ。まあ何か貰ったからって必ずしも全部褒める、てわけでもないけどね。テヘ。

つかタダで映画観さしてもらっといて、さらに何かくださいってどんだけ厚かましいんだ笑。

作品情報

公式ページはこちら。▷ 映画『記憶探偵と鍵のかかった少女』9月27日より新宿ピカデリー他全国ロードショー

あらすじ

あらすじはこんな感じ。

人の記憶に入れる特別な能力を駆使して、いくつもの難事件を解決に導いてきた記憶探偵ジョン (マーク・ストロング) 。問題を抱えた16歳の少女アナ (タイッサ・ファーミガ) の記憶を探る依頼が舞い込み、彼女の記憶に潜入したジョンはショッキングな出来事の数々を目撃する。その記憶に隠された謎に迫るため事件の関係者たちを訪ねるが、どの証言もアナの記憶とは異なるものばかりで……。

via: シネマトゥデイ

予告編

予告編はこちら (1分40秒ほどの動画) 。▷ 映画『記憶探偵と鍵のかかった少女』予告編 – YouTube

 -2010年代の映画 ,

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