イコライザー (2014)【映画】勧善懲悪デンゼル・ワシントン!

      2014/10/31

19秒で世の不正を完全抹消する。

イコライザー デンゼルワシントン

試写会にて『イコライザー (The Equalizer) 』鑑賞。2014年アメリカ。アントワーン・フークア監督。132分。

どんな裏仕事も19秒で完遂する元CIA工作員にデンゼル・ワシントン、娼婦の少女にクロエ・グレース・モレッツがふんしたアクション。ホームセンターの従業員として働く元工作員が10代の娼婦と出会ったことをきっかけに、警察が関われない不正を始末する仕事請負人となる姿を追う。

via: シネマトゥデイ

主演はデンゼル・ワシントン。共演にクロエ・グレース・モレッツ、ビル・プルマン、メリッサ・レオほか。10月25日公開。

昼はホームセンターの従業員、夜は必殺仕事人とか完全ギャグだろ笑、と思って全っ然期待してなかったのだが、テンポのいい展開とキレキレのアクションにグイグイ惹き込まれて、あっとゆう間の2時間ちょいだった。

面白かったー!まあ「19秒」の意味はさっぱりわからんかったけどな笑!

19秒のナゾ

「どんな裏仕事も19秒で云々」て触れ込みは一体何なんだろう?時間に細かい男、てのはわかるんだけど、19秒で片付けたシーンが1コもない、てのがナゾまくる笑

ラストバトルで時間のカウントとゆうか、体内時計的な能力がちょこっと効いてくるシーンはあるものの、あんまりうまい伏線でもなくて、何とも惜しい。

まあ、1対多での無敵感は相当カッコイイからどーでもいいんだけどさ。

デンゼル・ワシントンの正義

そう、本作はデンゼル・ワシントンのカッコよさに尽きる。もうデンゼル好きはゼッタイ観るべし!むしろ好きじゃなくても観るべし。

何だかんだいつもいいひとなデンゼル・ワシントンが、悪いやつ相手とはいえ残虐まくるキャラ、てのは正直あんまり合わないんじゃないかと思っていた。

この手の映画って、いくら正義のためとはいえ、殺しまくるのはちょっとどーかと思っちゃうんだよねいつも。

ところが本作ではそれが全く気にならなかった。何だろ、デンゼル・ワシントンがまとってる正義感に疑いがないからかな。圧倒的に寄り添いたくなるとゆうか、むしろ勧善懲悪感がサイコーに心地よかった

最近はどことなく弱さを抱えた役が多かったけど、本作のマッコールは、もうなんか突き抜けちゃってて、世捨て人な感じがとてもステキ。

悪者に対しては容赦ねーけど、弱い人々にはとことん優しいしね。あの包容力は何なん笑。守られたい

読書が趣味ってのもいいよね。クロエちゃんが言う「本を読むのはロバート。ボブはテレビ」てのは何だかちょーナットクできた。

強さのナゾ

何でこんなすげーやつなのか、てのがあんまり説明されないのも良かった。ヘタな理屈をつけられると返って安っぽくなっちゃう。

途中わずかながら過去に触れるパートは、実際ちょっとだけゲンナリ (メリッサ・レオは好きだけど!) 。

けど多くは語られなかったのでギリセーフ笑。こーゆう無敵キャラは適度にナゾが残ってるほうが良い

あとあと、アクションとかヒーローものって、良いもんが一回負けそうになって、そっから盛り返して勝利!みたいな展開が多いけど、あれ正直あんまり好きじゃない笑。ハラハラはするけど、あんまりスカッとできないし。

だからマッコールみたいな圧倒的に強いヒーローはかなり好き。つかね、本作みたいなプロットで、ハラハラとか求めてないから笑。それよりはスカッとできるほうが遥かに面白い

もうね、ほぼ窮地ない笑。最後はちょっと苦戦するけど、まだ本気出してない感じもしたしなあ。

何か敵はすんげー気持ち悪い (そのあたり残酷でも敵に同情しようがない、て点で素晴らしい) 、つかキモいを通り越してギャグですらあるんだけど笑、ハナから力量差が歴然としてるからとっても観やすい。

どっちが勝つか、てよりはどーやって勝つかが焦点だからね。集中できる。

アクションの緊張感!

アクションシーンの映像が素晴らしくて、これ観てるだけでも本作は十分楽しい。ギャグじゃん!と思える設定でもそれなりに納得感があったのは、この映像のおかげ。

アントワン・フークア監督ってアクションシーンの説得力がハンパない。痛そうなのは本来苦手なんだけど、下品じゃないからあんまり気にならない。何だろ、ストップモーションの混ぜかたが巧いのかな。とにかくキレキレで爽快。

タメもうまいように思う。これからはじまるぞ、てゆうドキドキ感が凄まじい。ストーリーは単純だけど、アクションのメリハリがかなり効いてるから、けっこうハラハラできるし、疲れる笑。

ストーリーにももうちょっとひねりの利いた映画撮ったら、それこそもの凄いことになるんじゃないか、て予感があるんだけどなあ笑。

このひとの映画観るたびに思うんだけど、もうハードボイルド通り越して、ほとんど西部劇のテイストだよね笑

まあでも、展開まで緊張されちゃうと観てるこっちが保たない気もするし、ある意味ちょうどいいのかもしれない。

まあ、ギャグなアクションも随所にあるんだけどね。タンカー爆破とか!雨の (とゆうかスプリンクラーの) 水滴る中スローで現れたりとか笑!ほとんど歌舞伎の見栄笑!

どーでもいいけど、このひと大爆破好きだよね笑。お約束感がすごかったデス笑。

さいごに

デンゼル・ワシントンてそんなに好きでも嫌いでもないつもりなんだけど、なぜかいっつも観てしまう。んで観るとそれなりに面白い。

うん、やっぱキャラクタに深みを感じる。優しいけど厳しくて、明るいけど孤独で、幾重にもかさなる二面性が好き。

あと声も好きなんだなあ。ヘンな声がステキ。敵の過去を物語るシーンがあるけど、このひと「物語」がホントよく似合う。頭にスッと入ってくる心地よさがあるんだよね。朗読会とかやってほしいレベル笑

だからか、読書が趣味のキャラクタ、てのはすっごいハマってたように思う。

つーわけで、本作もそんなデンゼル・ワシントンのカッコよさを、十分堪能できましたとさ。

おわり。

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オマケ

クロエ・グレース・モレッツ

プロモーションのわりに出番の少ないクロエちゃん。彼女目当てで観にいくと、ちょっとガッカリするかもね。

これはある意味ネタバレかもしれんけど、ほとんど最初の30分くらいしか出てこねーし、ホントにきっかけに過ぎない役柄。

けどその前半、デンゼル・ワシントンとのシーンは深みのある会話劇で、なかなかに堪能できた。前半の落ち着いたトーンが、後半のアップテンポの良い引き立て役になっているようなところもある。

SONY製品

配給会社的な大人の事情で、劇中SONY製品がやたら目についた。

監視カメラのモニターテレビにさりげなく (もない) SONYのロゴが映ってたり、マッコールの扱うPCがVAIOだったり。

まあVAIOくらいならいいんだけどさ、アメリカ映画でiPhone以外のスマホってはじめて見たよーな気がする。

エミネム

エンディングテーマはEMINEM (Feat. Sia) の「Guts over fear」。

エミネム基本的に好きなんだけど、ヒップホップがテーマ曲としてかかると、映画自体が途端にバカっぽくなるの何でなんでしょ笑。

ザ・シークレット・ハンター

本作は1984〜89年に放送されたアメリカのTVドラマ『ザ・シークレット・ハンター』(原題は『Equalizer』!) のリメイクであるらしい。てのは観終わったあとに知った。

ザ・シークレット・ハンター – Wikipedia

映画はオリジナルストーリーで、雰囲気も全然違うらしいんだけど、ドラマ版も気になるところ。

AmazonではImport版のみを発見。日本語字幕版はないのかなあ。

作品情報

あらすじ

ホームセンターに勤務するマッコール (デンゼル・ワシントン) は、かつてCIAで名をはせた工作員であったが引退し、ひっそりと生活していた。ある夜、少女の娼婦、テリー (クロエ・グレース・モレッツ) がロシアンマフィアにひどい扱いを受けているのを知ったことから、マッコールは自分にしかできない仕事をすることを決意。それは、警察が手出しできない不正を瞬く間に解決へと導くことだった。

via: シネマトゥデイ

予告編

映画『イコライザー』予告編 – YouTube

 -2010年代の映画 , ,

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